僕の想い 僕の声

僕の想い 僕の声

僕等はいつきれいに咲くのだろうか

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人は誰も傷つけずには生きていけない。誰も傷つけずに生きていく方法なんて無い。



僕は誰かを傷つけたことがあるのかもしれない。



細かいとこを言っていけば僕だって何度も何度も傷つけられただろう。悲しいこともあっただろう。





神様がそれぞれに与える人生はあまりにも不公平なものだった。


辛いものだった。



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「おはよー♪」

目の前にはきらきらの笑顔。

「おっ!!!おはよっ・・」

声が裏返った。

「何々~?そんなビックリして~」

ハハッと綺麗な声で笑う美少女。名前は岡本梨夏子。

学校でもトップ争いレベル。

そんな彼女に片思い中の本崎智樹。

「え?あっ・・その・・さ・・」

「何?」

またもまぶしいぐらいきらきらな笑顔。

「べっ別に・・・・」

と小声で言ったのを最後に

二人に沈黙が流れる。

慌てて何かいい話題をと思いながら智樹が

「あのさっ・・」

と言いかけたとき


「はよっ!何やってんの~?二人とも~」

と二人の間に割り込んできたのは

梨夏子の親友で智樹のおさななじみの黒杉実香。

「別に何でもねーよ!」

と智樹が言うと、あっそとどうでもよさそうな顔をして

「ふーん。ま、梨夏子!こんな奴ほっといてさー!前貸してって言ってた雑誌持ってきたし!」

「え・・」

梨香子が返事をする前に実香は手をぐいっと引っ張って行ってしまった。

「なんなんだよ!」

智樹はつぶやきながら少しほっとしてた。

会話が続きそうにも無かったから。

梨夏子は明るくて優しくてどんな人も平等ないい子。

だけど智樹は梨夏子を前にすると緊張して言葉がでない。



そのころ梨夏子と実香は

「ねぇ!梨夏子!なんであんなヘンタイ馬鹿にまでかまうのよ~」

実香が聞くと少し沈黙したあと


「え・・・でも・・・智樹君はいい人だよ。」


梨夏子が少し頬を赤く染めやわらかい笑顔と声でそう言った。


実香は前からうすうす梨夏子が智樹を好きなことは気づいていた。


実香は少しビックリしたが、これはヤバイとばかりにこういった


「あのさ・・。ちょっと相談!このこと打ち明けるの梨夏子だけなんだけど・・」

実香は深刻な顔でそう言った。

もちろん梨夏子は困ってる人をほっておけない性格なので

うんうんと真剣に聞いている。

「あのねー。うち好きな人がいて・・その相手が・・」

教室にはほかの人たちがにぎやかにすごしているのに

梨夏子には実香の声しか聞こえなかった。

教室がシーンと静まり返っているかのように。


ドクン ドクン ドクン・・・・

梨夏子は胸騒ぎがした。


親友の相談はとても大事なこと。

そう思っているはずなのになぜか続きが聞きたくなかった。

それを聞いたらもう、すべてが変わってしまいそうで。


そんな梨夏子にはかまわず実香は言った


「私の好きな人、智樹なんだ。」


梨夏子の中で時が止まった。

「----っ」

声がでない。

「梨夏子~???どうした?」

返事がない。梨夏子の動揺は実香の作戦通りだった。

梨夏子に

「あっ!うち職員室いかなきゃだった!じゃあまたね!」

と言った後、梨夏子の耳元で

「うちの恋、ぜぇーったぁいに応援してね」

と小声で言って教室を出て行った。