鈑金の車屋が教えてくれない事、ちょっと教えちゃいます!
車のフロント部分をぶつけると、バンパーだけでなく内部の骨格にもダメージが及ぶことが多いです。
見た目そんなに酷くなくても実際に測定すると多少のズレが生じていることもよくあります。
バンパーや、ボンネット・フロントフェンダー(タイヤの上の部分)などボルトで固定されている部分の交換は修理してあってもいわゆる「修復歴」扱いになりませんが内部骨格は交換したり大きく修正されていると「修復歴」扱いになります。
今日のブログのお車はバンパーぶつけてしまい、
骨格交換するほどでもない微妙な歪みが生じてしまったお車のケースです。
そこで今回、骨格は交換せず調整して行きます。
ちょっとバンパーぶつけて車屋に預けて、
「内容はよくわからないけど綺麗になって戻ってきた」
後に買い替えの際、他店で
「フロントを事故してますね、修復歴なので査定価格が低くなります」
「えーーー!ちょっとぶつけただけなのに…」
なんてことになったら残念ですから
修理の内容もきちんとその場で打ち合わせしておきましょう。
これによりボンネットやライト、バンパーなどの取り付けられている部品同士の隙間が損傷前と同じになるようにしています。
※ここで注意ですが、骨格損傷を意図的に修復歴にならないよう誤魔化しているのではなく
交換の必要がないのに過剰な部品交換で修理が高額になったり、無駄に修復歴扱いにされないための解説になります。
熟練の職人技でお客様のお車の価値を損なわないような修理方法をご提案します。
お客様とご相談の結果、特殊なボンドで修理して再使用する事にしました。これで約8万の節約になりました。
相談しながら修理できるからこその結果です。
修理内容を打ち合わせしながらきちんと直したいお客様は是非ご相談ください^_^