この半年ほどは、猛烈に忙しい日々でした。
ライブ鑑賞やゲーム進行はもちろんのこと、ライブ・ゲーム宣伝用の生放送ですら
満足に楽しむ時間が取れないほどの有様。
かろうじてスクールアイドルミュージカルは現地で一回だけ、
虹ヶ咲の各ユニットライブは各最終日のみ配信で鑑賞できましたが、
観られなかったイベントも多くありました。


蓮ノ空の物語が本格化してきて、いよいよ時間が無くなってきたと感じ始めた矢先に
『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルALL STARS』(スクスタ)終了のお知らせ。

・・・自分でも驚くほど、ショックを受けていました。


サービス開始から今まで、昨年3月上旬の数日間を除いて
ほぼ毎日ログインし続けてきたゲーム。
この半年ほどはメインストーリーも満足に進められないほど忙しくなっていたものの
完全無課金なのにビッグライブでまあまあ賞を取れるぐらいには、やり込んでいました。

やり方を工夫すれば色んな楽しみ方ができ、安定して長くしっかり遊べる、
いいゲームでした。



ここで少し、スクスタに関わるラブライブのアプリを振り返ってみます。



ALL STARSが始まる前の『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』
(略称スクフェス)は、2013年4月15日に始まりました。
当時はもちろんμ's(ミューズ)のためのゲームとして、
途中からAqours(アクア)のためという目的が加わりました。
μ'sは2016年春の東京ドームで実質的に終わっていたので、
その後はAqoursが中心でしたが
当時、μ'sの生放送が約一年半にわたって全くなくなったことで、
不満を抱えている人が結構いたと記憶しています。


そんな中、μ'sとAqoursそれぞれの中心となる、主人公の声優さん二人が
集まった2017年秋のイベントで、
「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」(ニジガク・虹ヶ咲)の
当初キャスト九人が発表、登壇されました。
主人公を集めて発表の場を用意したあたり、このイベントは当然、グループ間の融和を目指したものだったのでしょう。

そこから少しずつ、ほぼラブライブの表舞台から見えなくなっていたμ'sの声優さんが
Aqours・虹ヶ咲の人たちと話をする場が、NHK番組を中心に増えていって。
相互の交流が「ファンの視点から」ちゃんと見えてくるにつれて、
少しずつ問題は落ち着いていったと感じています。
三森すずこさんが火曜夕方にやっていたNHKラジオ番組に
ゲストを呼んで「現在のラブライブ」が盛んに紹介されたことで、
この頃のNHK番組が果たした役割は大きなものだったと思います。


虹ヶ咲は前二者と異なり、アプリゲームのために集められたグループでした。
当初はキャストの人たちに、
「アニメ化の予定はない」と明確に告げられていたそうです。
コロナが広がる直前の2019年12月の虹ヶ咲ファーストライブで、
ファンもそのことを初めて知りました。
ライブの最終段階で「アニメ化決定」が発表されて、その直後に田中ちえ美さんが
ライブ最後のあいさつで、そのいきさつを話してくれたのです。
当時は衝撃的な話でした。


その虹ヶ咲のアプリゲームが、
『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルALL STARS』(スクスタ)でした。
虹ヶ咲ファーストライブ少し前の、2019年秋に始まりました。
アプリ上では、従来の物語では接することが難しかった三グループが
密接に交流しながら、虹ヶ咲の物語が展開されていきました。
知名度が既に高かったμ'sとAqoursを活用して、
虹ヶ咲を少しずつ育てていった側面はあったと思います。


スクスタでは、途中で炎上騒動が繰り返されました。
ALL STARSではあったけど、決して理想郷ではなかった。
その余波で運営会社が入れ替わったりしながらも。
スクスタでの物語が進展するにつれて、虹ヶ咲は三人増えて12人になり、
それをふまえたアニメも、二期までしっかり放送が終わりました
(今年OVAが劇場公開予定)。



虹ヶ咲の次に生まれたLiella!(リエラ)は、
わずか二年半の間に猛烈な発展を続けて、ドームライブも実現しました。
虹ヶ咲が、キャスト発表からアニメ化までほぼ三年かかり
「ゆっくりと走る」状態だったのとは大違いでした。
その一方で、Liella!はスクスタにはほぼ関わっていなかった
(アニメ第一期の頃に期間限定で一部楽曲が開放されたのみ)。
だから多分、スクスタがゲームアプリとして当初
想定していたであろう目的は、もう十分に達成されたのだと思います。


役割を終えた。だから終わる。それもわかる。
でも・・・やっぱりかなしい。
そんな気持ちがあります。




一方、スクフェスは今年3月31日に終わりました(十周年には約二週間届かなかった)。
その後継としてのスクフェス2が、スクフェスリリースと同じ、4月15日に始まりました。

こちらは上記四グループを含めて、すべてのスクールアイドルが関わるというふれこみだったのだけど、
しばらくやってみて、スクスタとは大きく違うなと感じました。
色々炎上騒動があっても、やっぱり私は「虹ヶ咲のスクスタ」が好きだった。
スクフェス2は、こと「虹ヶ咲を応援する」という目的のみに絞って考えれば、
スクスタの代わりにはなれないと感じたのです。
今のスクフェス2はログインなど、ごく一部だけしています。


昨年と異なり、この半年ほどは忙しくなり過ぎて、
ゲーム進行はもちろんのこと、生放送の鑑賞すら満足にできない日々でした。
スクスタは、残り少ない時間だけど、せめて
メインストーリーはちゃんと終わらせたいと思っています。











今年6月4日に横浜でライブ開催予定の「蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ」は
2月10日にキャラ&キャストによる初めての生配信が行われたばかりの、
新しいグループです。
この日はちょうど、ヘブンバーンズレッド(ヘブバン)の
アプリリリース一周年でもありました。

ヘブバンの宣伝配信は、一周年の時も含めて、最近忙し過ぎてほとんど鑑賞出来ていません・・・。

それはさておき。
蓮ノ空の物語『Link!Like!ラブライブ!』(リンクラ)は、金沢を舞台にして、
その一方で二次元で配信をたくさんやる、ちょっと新しいタイプの作品でした。
新しいけど、オープニングの歌はちょっと懐かしい印象。
https://www.youtube.com/watch?v=mfp3-WvWbck

金沢の市場も公園も、物語の中でいっぱい出てきます。
今回の地震による負の影響が今後どうなるのか、気がかりではあります。

蓮ノ空は4月に『デビューミニアルバム発売記念イベント「Dream Believers」』が無料配信でありました。
一年ぐらいかけて練習をしていたそうです。
↓1時間3分あたりからスタート、じっくりと描かれているので、

よかったら観てほしいなあと思います。
ライブの始まり方が、従来の各シリーズとはかなり違って、斬新でした。
https://www.youtube.com/watch?v=qFwFOqVGLEU





というわけで、まとめると

スクフェス(終了)
スクフェス2(4月15日開始)
リンクラ(4月15日アーリーアクセス版開始

(5月6日現在ガチャ・ゲーム機能なし))
スクスタ(6月30日終了予定)



ヘブバン(4月下旬第4章後編開始)


・・・やることはいくらでもあるのでした。





ヘブバンの新機能「ジュークボックス」は、新章で初登場したゲーム内通貨を使う

ゲーム内有料制。
初期設定で、夏影と冬の花火が入っていました。
レコードを買うと増えていくという仕様のようです。
試しに冬の花火を流したら、やっぱり猛烈に懐かしい気持ちになりました・・・。 


シスタープリンセスとラブライブのコラボイラストが

発表された時にも少し感じましたが、
たくさんの物語が古層の中に積み重なって積み重なって、

そして今の物語があります。
畑亜貴さんの心の中にも、かつてゲームのオープニングテーマを

歌われた頃の古い記憶が、きっと残っていることでしょう。
作詞をされたDream Believersの雰囲気は、そのことを思い起こすのに十分でした。


そういった過去の物語の中に、もうすぐスクスタが加わります。
最後まで、しっかり楽しんでいきたいものです。