NHKのBS1で『カラーでよみがえるアメリカ』
再放送が始まりました。
今日からしばらく、昼の1時台に放送されるようです。
本放送はコロナ感染拡大よりもずっと前ですが、
よほど好評なのでしょう。
もう何回も再放送が繰り返されています。
実際、あれほどの古い映像をカラーで鑑賞できるのは興味深い体験です。


私自身も何度も観ていますが、
観るたびに発見を積み重ねている感じがします。
コロナ禍で古典名作洋画を山ほど観るようになってからは、
改めて面白さを感じるようになりました。


少し前にBSプレミアムのプレミアムシネマで
『華麗なるギャツビー』を観ました。
こちらは2010年代にディカプリオがギャツビーを演じた新しい映画なので、
現代の視点から1920年代を捉えています。
これを観た後で『カラーでよみがえるアメリカ』20年代を観ると、

格別の面白さでした。
現在英語の学習をしている人にとっては、日本語で観た後、
副音声で改めて聴いたら一層面白いことでしょう。
ドキュメンタリー番組なので、丁寧なナレーションです。



一方、明後日27日(水)午前9時からは、
ボヘミアン・ラプソディについての番組があります
(BSプレミアム)。
2002年の本放送当時にはもちろんあの大ヒット映画はなかったし、
詳しいことはわかりません。
でも、あの映画を観て楽しかった人なら、
きっと重要だと感じる内容が山ほど盛り込まれていることでしょう。


この翌28日には、かつてあった名番組『地球に好奇心』から、
アメイジング・グレースの放送があります。
この番組は当時結構好きでした。
多分観たことがある回だと思います。






NHKのBSプレミアム(BS3ch)は、さらっと重要な番組をやってくれて、
気が付いた頃には終わっていることが少なくありません。
昨年度いっぱいでチャンネルそのものが終わるかと思っていましたが、
とりあえず今年度中は続くようです。
ただそれでも来年3月には終了が避けられないわけで、正直残念です。


虹ヶ咲(桜坂しずく)と、このBSプレミアム、そして家族の理解がなかったら
きっと一生観なかったであろう古典名作洋画を、
コロナ禍のプレミアムシネマで山ほど鑑賞しました。
夕方6時台には、大昔のNHKスペシャルやNHK特集さえも、
たくさん放送してくれました。
そういった地味に面白い活動が、恐らく多くの人に知られないまま
終わってしまうのだろうなと。





ラブライブ関連の音楽番組がNHKで放送される時、
放送発表についてのネットの反応を見てみると、
最近はBSそのものを全く観ない人がかなり多いと実感します。
ひとえにもったいないと思うことではあります。
ラブライブシリーズではなく京都アニメーションですが、BS12でもつい先日
映画『響け!ユーフォニアム 誓いのフィナーレ』を放送してくれたばかり。


地上波ではなかなかゆとりがなくて放送できない番組が、
BSで放送されることはいっぱいあると感じています。
もちろん通販番組だらけでうんざりすることは多々ありますが、
それを差し引いてもなお、地味で重要な番組がたくさんあります。
ジャンルも多種多様なので、何となく見た番組のどれかが
琴線に触れることもきっとあるでしょう。





とはいえ今はみんな忙しくなりすぎて、
そういう「よくわからない番組」を楽しむ機会は減ってしまったのでしょうね。
私もコロナ禍で時間があったから、観るようになったという側面があります。


今年は教本を集中して読み込んだり、過去問を山ほど解いたり。
試験に全力を注ぎ込んだり。
そのうえでスマートフォンゲームを複数やっていると、
時間を確保する大変さは強く感じます。


ただ、ゲームもチャンネルも音楽アプリも、

ある時急に終わってしまう場合があります。
それまでにどれだけ楽しめるか、難しいものですね。






この前、BSフジとBSプレミアムで、偶然にも富山県内の鉄道を
じっくり紹介する番組をそれぞれ観ました。
内容は楽しかったのですが、ちぇみーこと田中ちえ美さんに縁のある
城端線はどちらも紹介されず・・・。
立山黒部アルペンルートをはじめとした見栄えのいい

観光スポットがいっぱいあるから、
分離されなかったJRの地方路線を紹介する必要性があまりないのでしょうね。


第三セクターや、そこを走る豪華列車ばかりが紹介されて、
JRに残った在来線が出て来ない。
この傾向は、新潟県の鉄道を紹介する番組でも以前からよく経験しています。


そんな中、昨年の春に京都テレビで偶然観た、鉄道ひとり旅の

信越本線回(長岡から直江津の部分)。
今日深夜(明日午前)3時に、BS12で放送されるそうです。
改めて観たら、また懐かしい気持ちになることでしょう。
この一年ちょっとの間に、ものすごく色んな出来事がありました。