五年前の映画の日には、大阪難波へ『劇場版 艦これ』を観に行っていました。
提督でもなんでもなかったというのに、最後まで観ると
謎の感動が押し寄せてきたのを今でもよく覚えています。
2016年初めに上映された『ガラスの花と壊す世界』も含め、
当時から、アニメ映画の質は全体的に非常に高いものでした。
一般には知られていなかった頃の京都アニメーションも
2010年頃から毎年のように素晴らしいアニメ映画を出していました。


さて、今年の12月1日を挟んだ先週。
さよならの朝に約束の花を飾ろう・哀愁・誰がために鐘は鳴る。
三つの映画を立て続けに鑑賞しました。

 

そのうち哀愁は、第一次世界大戦時のイギリスを舞台にした、1940年のアメリカ白黒映画。
当時の映画人は、舞踏会が本当に好きだったんですね。
古典名作洋画をあれこれ観ていると、これでもかというほどに
舞踏会のシーンが入っていることが結構あります。
前に書いた「虹ヶ咲と古典名作洋画」とつながりますが、虹ヶ咲の
『やがてひとつの物語』はこういった昔の洋画作品を意識していたのでしょう。

途中に出てくる独特な手の動きは、
「あなたと一緒に踊っている」ことを表しているそうです。


哀愁の内容そのものは、さすがの大作でした。
その中で一つ、妙に気になったことが。

物語の中で重要な役割を果たす「幸運のお守り」。
あれは、ビリケンさんのように見えるんですよね・・・。

関西に住んでいるのに未だに大阪の通天閣に登ったことはないのですが、
ビリケンさんが通天閣に縁の深いことや、20世紀初頭の
アメリカからビリケンさんの歴史が始まることは一応知っています。
だから、1940年のアメリカ映画に出てきてもそう不思議はないのでしょう。
とはいえ、ちょっと驚きました。


11月の通天閣は『ラブライブ!スーパースター!!』を応援する
大変面白い施策を展開していました。
期間中に結局観に行けなかったのは残念でしたが、
キャンペーンが終わる最後の日に放送された映画で
こういう「お守り」を見て、何となくうれしくなったものでした。


同じ日から虹ヶ咲で、4thライブに向けた衣装希望アンケートが始まりました。

今までのライブのことを考え、そして今回の衣装イラストを見ると、
一位になった衣装を「本気で作る」という強い意気込みを感じます。

イラストを見る限り、どれが選ばれても大変面白いことになるだろうと確信しています。
テレビアニメをふまえた3rdライブの衣装も大変すばらしいものでした。

 

大阪での4thライブは、何とか無事に観に行きたいものです。