2023.5.31
おはようございます。
乳頭山(にゅうとうさん)の登山道の一本松ルートを歩いています。
雲はあるが晴れる予報。
源泉が見えてきた。
先達川の左岸(画像の右側)を進行中。
橋を渡る。
登山道沿いの大木
このあと、
枝沢の出合いで、不覚にも登山道を見逃す。
誤って沢伝いに上ってしまった。
本来は、対岸へ渡る。
異変に気付き、過去のGPSを確認。
確かにずれていた。
そこで、笹薮を漕いで、登山道へ復帰する。
おー、そこが、ちょうど野湯「一本松温泉」だった。
奥に、一本松沢が流れているのです。
湯舟は沢沿いのほうが大きい。
お湯が熱いので、ホースで沢水を引いている。
相棒が、手をちょっと浸けて「43℃です。」という。
ほんまかいな?
湯の華が溜まっているから、
入るには少し掘ったほうがいいかも。
って、タケノコ採りはここがスタート地点のようなもの。今から入ってちゃ、これで終わってしまう。
この先は登山道を逸れて、小沢をいくつか渡り、小さな湿地を2つ越え、採り場を目指す。
(道中省略)
その目的地付近に来た。
先行者が彼らの陣地にサイレンを掛けている。
笹薮で見えないが、
「おじゃましまーす!」と声を上げる。
「おー!」と返事がある。
「上さ、行ぐがらー!」
「上さも、1人居だー!」
「じゃあ、もっと上さ行ぐー!」
という会話がおそらく成立したと思う。
奥の木の根元に我々の陣地を敷く。
ラジオを掛ける。
出だしが遅かったとはいえ、
もう11時だ。
急いで採りにかかる。
良くなるはずの天気も雲行きがあやしい。
それに、
ある所と無い所がはっきりしていて、
これは場所探しが肝心だ。
雪解けは早くともタケノコは早くなかったのかも。
そうこうして、
山菜エプロンが重くなって、
一旦、陣地に戻る。
相棒はなかなか無いという。
「じゃあ、おらが行った先にまだあるがら、いっしょに行こう。」
「雨が降りそうな雰囲気だッス。」
「じゃあ、あと30分だけ採って帰ろう。」
ほえど根性発動(;^ω^)
「ここ、ドンピシャだすな。」
「んだんだよー。」
って、しばし、まじめに採る。
じゃ、そろそろって、仕度して下る。
すると、ちょうど先行者2人が、
帰り支度を済ませ出発するところだった。
「おわっ、50kgも入ってらすな。」
「いやいや、そんたにはねえ。」
「随分、悠長にやってきたが採ったが?」
「なんも、昔来た場所にもう1回来てみでがっただけだ。1人じゃ来れないがら。」
「んだ、ここは1人で来るような場所でね。だんだん、こさ来る人もいなぐなったがら踏み跡もはっきりしね。」
ところで、
我々は、往路この辺で相棒が落とした熊スプレーを捜索してから下りることにする。
「先に、行ってでけれ。」
「じゃあ、気を付けてなあ。」
ちょっと登り返してみる。
「この辺だが?」
「ちょっと待ってけれッス。」
そしたら、
相棒がGPSトラックで検討付けたところに、それが落ちていた。
「ヤッター!」
「さすが、GPS。」
「よく、こんた笹藪から見つかるもんだ。」
「ばんざーい!」
で、踏み跡を追う。
平らに近い笹薮は極めて迷いやすい。
所々に付けられてるピンクテープが頼りだ。
しかし、
途中、ムラサキヤシオツツジの花の色と、ピンクテープを見間違う。ツツジに向かってしまった。
やばい迷った。
相棒「GPSで確認しましょうや。」
おら「ああ、んだすな。」
上りの迷いは、かつてのトラックを表示して確認したが、今度は本日の往路を表示して確認する。
確かに10数メートルずれている。
なるほど。
迷った記念に、そこに咲いてるトガクシショウマを撮る。
それから、
ピンクテープに復帰し、ほっとする。
雨は降り出しているが、森の中は、まだ平気だ。
時間ロスは命取りになるから、
慎重にピンクテープを辿る。
森を出て、一本松温泉に戻った。
2人がそこに休憩していて、熊スプレーがみつかったことを報告する。
いっしょに喜んでもらってうれしい♪
おらたちも、
地下足袋のまま、足湯をする。
雨は降っているが、身体が熱いから気にならない。
あとは登山道を下るのみ。
雨が身体を打つ。
むむ、だんだん寒くなってきた。
もう少しだからいいようなものの。
やはり、山は恐るべし。
相棒がスマホで確認すると、
県内で雨は、我々がいる温泉郷周囲の山でのみ降っている。
やられました。
車の温度計は6℃を指していた。
寒いはず、、
あとは、温泉にGO!
やまかわです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
還暦で購入した中古戸建を拠点に、あれやこれや、やってるだけの日記です。
花を咲かせようと、庭いじり
実家では、畑の収穫&庭木管理
近くの海で、魚を釣りたい
渓流釣りと山菜採りは趣味の本丸
テナーサックス始めました(笑)
よかったら、こちらのブログも覘いてみてください。
秋田県の野山を巡った以前の記録です。
(ザックを背負って、いざ!)