マアヤとは、きかんしゃトーマスの二次創作作品であるユウマシリーズに登場する女性のタンク機関車。本記事では、イレイザーに操られた彼女の姿であるデーモンマアヤについても解説する。

 

 

 

概要

マアヤは日本出身の赤い女の子の小型タンク機関車で、ユウマの双子の実姉。姉弟であるため、モデルとなった機関車は弟のユウマと同じく国鉄C12形蒸気機関車で、C12の1号機がモデル。そのため、C12形蒸気機関車の初号機として1932年に山口県で誕生した。名前の由来は内田雄馬の姉である内田真礼の「真礼(マアヤ)」から。飯田壮太氏によれば、ソドーPがソドーPのオリジナルキャラクターに水樹奈々と田村ゆかりの名前の由来で「奈々」と「ゆかり」と名付けるのと同様に飯田壮太氏も内田姉弟の2名の名前から名付けたものである。そのため、内田真礼と内田雄馬の姉弟と全く同じように姉弟という設定になっている。飯田壮太氏は「ユウマの名前の由来は内田雄馬さんの『雄馬(ユウマ)』からなので、ユウマの双子の実の姉を作りたい。」という理由で内田真礼の「真礼(マアヤ)」からの名前の由来でマアヤを作った。

 

 

製造年

彼女が製造されたのは1932年であり、弟のユウマが製造されたのは1933年である。

 

 

登場作品

・『ユウマとなかまはずれ』

・『ユウマとさいごのたたかい YUUMA AND THE LAST MOMENT FIGHT』

・『内田雄馬 メカニック・フューチャー・レイルウェイ』

・『内田雄馬 イレイザーサタン・ロコモーティブ』

 

 

 

作中における行動

・ユウマとなかまはずれ

 

劇中では、ユウマの言及と将大の回想シーンのみの登場。ただし、マアヤという名前は登場せず、ユウマは彼女を「姉さん」と呼んでおり、マサヒロの回想シーンの中では顔が映っていない状態で登場し、この時は車体の色が黒で日本国有鉄道の略「JNR」と書かれている。

 

・ユウマとさいごのたたかい YUUMA AND THE LAST MOMENT FIGHT

 

ユウマの回想シーンに登場。本作で車体全体が映り、ボディの色が黒から赤に変わって初めて喋る。ノース・ウェスタン鉄道所属ではないのに、なぜかノース・ウェスタン鉄道略『NWR』と書かれている。本作で初めて名前が登場してユウマは本作でも『姉さん』と呼んでいる。回想シーンの中で彼女は「私たちは役に立つ機関車で、私とユウマは姉弟だから。」などと台詞がある。本作で弟のユウマとともに日本国有鉄道で働く場面が存在する。しかし、彼女が役に立たなくなったため、スクラップにされることとなった。そのため、意地悪な電気機関車のEH10 15号機に連結されてスクラップ工場へ運ばれ、ユウマに別れを言うが、彼女がスクラップ工場へ運ばれる途中で行方不明となり、消息不明となった。実は彼女はスクラップにされておらず、彼女も弟のユウマと同じように未来へタイムスリップしていたことが判明する。

 

・内田雄馬 メカニック・フューチャー・レイルウェイ

 

本作で正式初登場。車体番号が『C12 1』と付いて動輪の色が黒から赤に変わった。本作の未来世界の鉄道で弟のユウマと再会し、弟と共にイレイザー(ディーゼルイレイザーサタン)が送り込むディーゼル10と同型機の大型ディーゼル機関車デビルディゲライやディーゼル機関車軍団を相手に戦闘を繰り広げる。終盤で製鉄所で弟のユウマと共にデビルディゲライに立ち向かう。デビルディゲライのピンチーで脱線させられ溶鉱炉に転落しそうになるが、そこに駆けつけた電気機関車のヨシツグによって線路に戻され、ユウマ、ヨシツグ、ムツミ、アヤネ、陽子と共にデビルディゲライと戦い最終的には、デビルディゲライを溶鉱炉に転落させて倒すことに成功した。その後、ユウマ、ヨシツグ、アヤネ、ムツミ、陽子と共にイレイザーとの戦いに向かった。

 

 

・内田雄馬 イレイザーサタン・ロコモーティブ

 

デビルディ下ライとの戦いから数カ月、デビルディゲライを送り込んだイレイザーを倒すために弟のユウマ、ヨシツグ、アヤネ、ムツミ、陽子と共にディーゼルイレイザーサタンの巨大基地へ向かおうとするが、ユウマと喧嘩してしまい、ユウマと別れてしまう。その後、イレイザーに捕らえられてデーモン化されて操られて、ユウマに襲い掛かるがユウマの活躍で正気に戻った。

 

 

デーモンマアヤ

マアヤがイレイザーによってボイラーにコアをうめつけられて、操られた姿。ボディの色に紫が入り、車輪の色も紫となり、車体番号が「C12 1」から「666」に変わっている。イレイザーにユウマを倒すよう命じられ、ユウマの敵として立ちはだかるが、レディーの妹クラリスの魔法の力によってボイラーの中のコアを破壊され、正気に戻った。



声優

・内田真礼(長編第3作以降)