定期的に来られる80代半ばの患者さん。

普段はお花の先生で、いつも肩を凝らして来られます。

先日は、珍しく腰が痛いとのこと。

 

問診で、重たい書類を持ったと言われ、動作確認。

右わき腹が痛いとの訴え。

ある事を創造しながら、治療を行ないました。

 

腰の回旋動作が取れ、楽になってきたけど、起き上がる動作が痛いガーン

座位になってもらい、胸椎を触れながらOリングテストを行なうと

10番辺りで反応あり!

 

原因、年齢、痛む動作、Oリングテストの結果から、

 

「圧迫骨折」

この可能性が一番高いと判断し、病院で精密検査をするようにお伝えしました。

始めは

病院に行くのを渋ってましたが、(以前一度圧迫骨折をされている)

以前より痛みはましかも知れないけど、まず間違いないので行って欲しいと

紹介状を書いて調べて頂きました。

MRIで調べた結果、やはり圧迫骨折と診断されました。

 

あのまま放置していると、いつまでも痛みが続き、どんどん悪化する。

今年の8月にも、テルミー講習会で、支部長の圧迫骨折を見つけたので

やはり問診はしっかりしないと大変だなと実感しました。

特に70歳以降の方で、急に腰が痛んだ場合、気を付けましょう。