前回の記事以降いろいろとありましたね。
ようやくと気持ちも落着きだしたので、
久しぶりに記事を投稿する事にしました。
四月の終わりに出かけたついでもあり、
そろそろ藤の季節だなと亀戸天神に寄ってみました。
「梅まつり」の記事で触れましたとおり、
亀戸天神は藤の花のイメージが強いです。
この日は午後にわか雨があり、
その後急激に陽射しが強くなり気温も上昇しました。
普段は参拝する事の無い遅い時間、
それに藤の盛りには時期が早いせいもあってか人影も疎らでした。
強い西日が藤の花を照らし午前見るよりも色が濃く感じられます。
こうした逆光で見る藤も遅い時間帯ならでは。
「源氏物語」のうち「藤のうら葉」の巻では内大臣邸で催される
藤の宴は黄昏どきより始められます。
時間の経過とともに語られる藤の風情が美しく語られ、
ライトアップでは無く月光に照り映える藤はどんなものかと
一度はそんな機会にも恵まれてみたいものです。
こちらが昨年写したちょうど盛りの時期の藤の花。
自分的にはこの淡い感じの薄紫色のイメージなのですが…。
ここ数年同じ時期に亀戸天神に参拝にくると
「昔は房がもっと長くて綺麗だった」との声を多く耳にします。
それに答えて何年か前に池を改修した際に藤を別の場所に移し、
完成と共に戻したのだけど花が元に戻らないと訳知りの方が話しています。
確かにそうかもしれませんが、その場所にはその場所の、
その時期にはその時期のそれぞれ良さがあると思うのです。
同じく「藤のうら葉」にて柏木の詠んだ歌、
たをやめの袖にまがえる藤の花
見る人からや色もまさらむ
の様に自分が今目にしている景色が一番、
との思いを持って見てあげたならば
藤の花もより美しく思い出として残るのではないでしょうか。














