“調べ魔”の私は、さっそく家に帰って大府東高校時代に使ってた「日本文学史」
の本で谷崎潤一郎の作品を調べた。
(捨てられない教科書の一つ)
そうだった~「痴人の愛」、「刺青」。
「刺青」には、(しせい)って振り仮名がふってあった。
そういえばこの本で覚えた作家名の菊池寛(「恩讐の彼方に」「父帰る」)
には、「きくち・ひろし」と振り仮名が…
30過ぎまで「きくち・ひろし」だと思ってた。
「きくち・かん」の方がペンネーム。ひろしは本名。
18才の私は、マーカーまで引いて「ひろし」って暗記してたよ~。