ESS Labs Transar ATD その2
季刊「ステレオサウンド」NO.60 1981年 秋号に「サウンド・オブ・アメリカ」を特集している。
瀬川冬樹氏が参加しておられる。
50畳のスペースにアルテック・A4も持ち込まれて、壮観な視聴となっている。
ここにTransar Ⅱも参戦している。
当日の評論家間では高評価とはいかなかった。
「格好は常軌を逸しているけれども、再生される音そのものは、決して常軌を逸していないハイルドライバーのシステム」と
紹介されている。
そこでミッドレンジをうけもつ特異な構造を次の様に解説されている。
「フレームにマウントされた中低音域用ユニットは、極めて軽量の4枚の角型ダイヤフラムが、4本のグラファイト・ファイバー製の軽い
ロッドにより垂直方向に連結され、下部のボイスコイルと磁気回路を共有するというユニークな構造を持っている。」
この特異な形状ゆえに、長年の劣化で継ぎ目が破れる現象がおきる。
とあるサイトで取引されている「Transar Ⅱ」もかなり劣化がみうけらていた。
少しでも受けを良くするためか、下方のアングルから写真が撮られていた。
が、ミッドレンジは、埃がかなり溜まっていた。ネット・台座・2台のウーハーと凄さは良いのだが、体育館か小ホールでも使わない限り
家庭使用においてウーハーは、1台で充分である。
話はミッドレンジに戻る。かく言う自分のミッドレンジもかなり破れていた。
修理に出すにも出すところが無い。
自分で直す事にした。かなり荒良治だったが直した。
音を出すまで不安だったが、上手くいった。
最初は違和感があったがエージングが進むにつれて解消した。
今は、絶好調です。