プーチンの「別荘」が全焼

1.ロシアのオンラインメディア「シレナ」は30日、西シベリアのアルタイ共和国にあるプーチン大統領の「別荘」とされる建物で火災が発生し、ほぼ全焼したと報じた。建物が燃える様子を地元ブロガーが撮影したとする写真も公開した。出火原因は不明で、地元非常事態当局は取材にコメントを拒否したという。

 

2.シレナは、この建物が公式には露国営天然ガス企業ガスプロムの保養施設とされているものの、実際にはプーチンら政権高官しか利用できないことがリベラル紙ノーバヤ・ガゼータによる過去の調査報道などで判明していたと指摘した。 シレナは31日未明、火災を伝えた記事を削除した。 火災を伝えた別のオンラインメディアは、プーチン氏が2015年にイタリアのベルルスコーニ元首相(昨年6月死去)を招待したのもこの施設だったと指摘した。

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