塩田にも農薬??!
こんにちは
ご無沙汰してますが、皆さん如何お過ごしですか

こちらは、今週に入ってまた寒さが戻り、今日、明日は雨になりそうです
また、一雨過ぎれば一気に寒さが増すのではないでしょうか。。^^
さて、今日はタイトルにもあるように、今年の夏、塩田にも農薬を使っている塩田が
あるとのニュースが流れました。
塩田に農薬を使う必要がないのに、どうしてなのか不思議に思って調べたところ、
なんと、塩田に生えるアッケシソウを無くす為に農薬を使っている塩田があるとの
こと
アッケシソウは私のブログでも紹介させて頂いている通り、干潟や塩田周辺で育ち
海水中の塩分も含め海水中のミネラル成分を吸収して育つ植物です。
ミネラル以外にもビタミン、必須アミノ酸や多糖体、コリン、サポニンも含有されいた
りするので、私達の体にとても有益な植物で今注目をあびはじめているんです
しかし、塩田で塩を作る際には少し邪魔な存在になるようです。。
それはなぜか
まずは塩田のお写真
塩田はこんな
感じで田んぼのように仕切られています。
この塩田に海水を流し込んで塩を作る訳ですが、海水を流し入れてすぐ塩になる訳
ではなく、海から流し入れた海水の濃度を除々に上げていき、塩度が22~25度に
なってはじめてようやく塩ができる濃度に達するんです。
塩の生産者達は、早く濃度が上がれば塩の生産も増えるわけですよね。
しかし、この濃度を上げるのに邪魔をしているのがアッケシソウだそうなんです。
塩田に自然に生えていうるアッケシソウがあれば、海水の濃度が上がるのに時間が
かかってしまうので、塩を生産、販売されている立場の方々にとってはマイナスに
なってしまいます。
なので。。。
農薬をまいてアッケシソウを生えないようにしていたようなんです。。
しかし、アッケシソウがあるおかげで塩度を低くしてくれるという研究結果があった
ため、今はアッケシソウを貴重に思うようになっているようです
農薬が使われているのが発見された場所の地図です。
青で印しているところがトチョド(都草島)ですので、こういう塩田には属してはいませ
んが、念の為^^
こちらで紹介させて頂いている天日海塩(干潟塩)はこういうことはありませんので
ご安心を~~!!


