ちゃんと出してますか~~~?!
現代の人々は「入れすぎ」で病気になっている場合が多いと言います。
肥満、脂肪肝、高脂血症、脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病等々の生活習慣病などは、脂肪、糖分、肉等の摂取
が多すぎるか、体外へそれらをうまく排出できないために体内に過剰になり、病気をしているのです。
「風邪を引く」とは、冷えを体内に引き込み、体調が悪くなることですが、熱を出し、くしゃみ、鼻水、
咳、タンを出し、下痢をだし.....てよくなります。
そのため、こうした「栄養過剰病」の予防、改善にも「出す」ことが大切なのです。
1.大便をだす
海藻、豆腐、根菜類、こんにゃく、りんご等、食物繊維の多い食物やアロエ、プルーンなど緩下作用を
有する食物を摂るとコレステロールや中性脂肪、糖分、食塩、発ガン物質などを食物繊維が吸着して、
大便とともに体外へ排出してくれます。
2.小便をだす
尿の中には、食塩や尿酸をはじめ、色々な老廃物が含まれているので、尿の出をよくすることは、高血圧
や痛風の予防や改善につながってきます。
利尿作用のある、スイカやきゅうり、あずき、ゴボウなんかをしっかり食べるといいようです。
3.汗をだす
普通の状態では、食塩は尿から90%、汗から10%が排出されますが、ウォーキングをはじめとする
運動や、スポーツ、入浴、サウナなどで体を温め、発汗を多くすると、食塩をはじめ、老廃物がかなり
排出されます。
人間の体には、過剰な栄養物や余剰物を排出して、体内の適正量にしようとする能力が、もともと備わっ
ているのです。
その原動力が「熱」なのです。
すべての体内臓器は、体熱で働いているのですが、体が冷えてしまうとこうした排泄作用をはじめ、すべ
ての機能が低下してしまいます。
1度体温が低下すると、代謝が12%低下する。 つまり、食塩や老廃物を排出する力が12%落
ちることになるのです。
その意味で、低体温化している日本人の排泄力を増強させるには、体温を上げることが大切なのです。
人間の体温の40%以上が筋肉からでているので、筋肉運動をすることが大事です。
そして、体を温める方法として、入浴やサウナがありますが、入浴は手軽にシャワーですませず、湯船に
入る入浴をすることも大切です。
そして、前回紹介もしましたが、陽性の食品をしっかり摂ることが大切なのです。
この陽性食品を代表するのが、塩です。
塩自身をはじめ、尿酸などの老廃物や脂肪や糖などの余剰物を排泄、燃焼させるには、塩が極めて
大切ということになるのです。