トチョド自然海塩の取り出し作業
今日は、塩を生産される最盛期、夏のトチョドの塩田風景なのですが、塩田い~ぱいに塩ができた後、
どんな風に塩を取り出しているのかをお話したいと思います♪
まずは、このお写真
塩田い~ぱいにできた塩を、塩田の端の方にかき集めてあるの分かりますか~~?
かき集めた塩を、スコップで手押し車に積んでいるおじさん(いや、お兄さん?笑)の姿があるでしょ。
手押し車に積みきれる分の塩を積み、これを塩の倉庫へと運びます。
以前からのやり方は、こういったやり方で今もこのように運ぶこともあるそうですが、田舎の塩田も少し
近代化(笑)されてきているようで、今は下の写真のような形で塩田から塩を運びだしています。
子供が喜びそうな8両列車?^^があるの分かりますか~?
今は、この列車のような荷車に塩を積んで倉庫まで運んでいます。
理由は、塩に携わる方も高齢化してきているので、手押し車で運ぶのが困難になってきているのと(若者
でも大変だと思うんだけど。。^^;)荷車の底に穴があいているので、そこから余分な水分をはきだし
てくれるからです。
↑荷車の中。小さい穴みえるかな?ここから水気が抜けるのです。
ちなみに、この水気っていうのが、いわゆるにがりです。
ちなみに、この水気っていうのが、いわゆるにがりです。
塩田い~ぱいに塩の結晶ができて、取り出し作業をするといっても塩田がカチカチになるほど、塩ができ
ている訳ではありません。
できた塩にも水分が含まれています。余分な水分はこの荷車の中や倉庫の中(倉庫も水分がぬけるように
できてあります)で抜けていきます。
できた塩もこのまま自然放置しておくと、3年から5年もの間、塩から水分(にがり)がでるそうです。
私が紹介させて頂いているトチョドの自然海塩は、この塩田でできたお塩を脱水機にかけて、余分な水分
を省いているものです。
水分(にがり)を多く含んでいると、塩に苦味がでてしまうんです。
それを抜いてあげることによって、塩にも甘みが増すんですよね~~♪
ってなことで、自然の力でできた塩の結晶をどのように取り出しているのか、分かって頂けたでしょうか
~~?!
では、また次回~~♪
*無断で写真の転載はやめてね*



