いつもありがとうございます。

仏壇屋の嫁 おくむらかずこ です。

今日、初めて納品に行ったお寺にて、
宛名「〇○悲寺」の字を書くときに、悲の字をど忘れしてしまい、、、
あ~どんな字だったかしら??とあたふた。
したら、「慈悲の「悲」です。」とおっしゃられ
赤っ恥
最近物忘れがかなりひどい嫁の私です。

慈悲という言葉、
これは、仏教用語。
時代劇などでは、「どうかお慈悲を・・・・」というセリフをよく耳にしますよね。
多くの場合は、慈悲は目上の者が、目下のものへの情けや憐れみをかけるという
使い方からだそうです。

しかし、仏教の世界では、「慈しみ」(いつくしみ)、「悲れみ」(あわれみ)という別々の単語が合わさった言葉で、使われ、目上、目下の関係なくすべての生命に対して平等な心を持つこととされています。
「慈」は、「慈しみ」、相手の幸福を望む心。
「悲」は、「あわれみ」という苦しみを抜き取ってあげたい心。
すべての生命に対して平等な心を持つこと。

言葉で言うことは簡単ですが、実践するのはなかなか難しいことですね。

ふと耳にした言葉から、すごく大きなことを知ることが出来ました。
ど忘れしたことをすっかり忘れてしまいました。

最後までありがとうございました。