
ある老人ホームで、おあばあちゃんたちを集めてお化粧を施し、おばあちゃんたちがまだ若かった頃の曲を流したら、ボケていた人がはっきりと話したり、車いすに頼りきりだった人が自分で立ったりしたそうです。
若き良き日の思い出には、何か“特別な力”があるに違いありません。
でも忙しく過ぎていく毎日の中で、「若き良き日」の思い出を一瞬で思い出させてくれるものがあります。
それは、かつての恋人からもらったプレゼント。
時間というのは不思議なもので、かなり辛かったはずの恋愛末期も、過ぎ去ってン十年も経つと、素敵だったことばかりを思い出すようになるんです。
だから、最初は、たっぷり残っている未練で手放せなかった品物も、時を経てからは、楽しかった思い出のかけらとなって……
実は、今も、かつて大好きだった学生時代の恋人から一番最初に貰ったプレゼントを持ったままです。
新婚当初は、夫とケンカをすると、それを見て、こっそり彼を思い出したりしていました。^^;
あなた、ごめんなさい。
でも、もう時効ですよね? 笑