穏やかな晴天が広がる絶好の結婚式日和だった昨日、素敵なハウスウエディングに列席しました。
夫のアドバイスで服装だけは控えめにしたものの、久しぶりのネールカラーと、初めての睫毛エクステと、娘の七五三以来のヘアセットという、私としてはかなり気合を入れたお洒落で臨んだつもりでしたが……
可愛い花嫁さんは言うに及ばす、列席されていた方々は、皆さん、本当に華やかで、驚いたり、見惚れたり。
非日常的な空間で、ちょっとドラマチックな時間を過ごすことができました。
一軒をまるっと借り切るスタイルのウエディングは、ゲストが入り口を入る瞬間から、撮影スタッフの手でフィルムにおさめられています。
チャペルの式からパーティーまで、すべてこの館の中で行われ、シーンい合わせて部屋を移動しながら、新郎新婦の門出を祝います。
パーティーでは、大きなスクリーンに新郎新婦の生い立ちや馴れ初めが映し出されたり、有名人からのお祝いメッセージが流されたりと、お色直しの間もゲストを退屈させません。
特殊なめがねでキャンドルサービスの炎があふれるハートに見える演出や、会場内のテラスや階段を効果的に使った演出、別室に用意されたデザートビュッフェの演出などもあって、ただ見るだけの結婚式でなく、参加して一緒に楽しむ結婚式といった感じです。
そして、驚いたのは、パーティーの最後、大きなスクリーンには、今日の準備からお式、パーティーの様子まで、スタッフがずっと撮影していたフィルムがエンドロールとなって映し出されるではありませんか。
おまけに、そこには、列席者ひとりひとりの名前と、新郎新婦からそれぞれの列席者に向けたメッセージが入っています。
そのスクリーンを見ていると、まるで、ゲストの自分たち全員が、結婚式という幸せな映画の出演者になったような気分になりました。
どの演出も素敵でしたが、中でもこの演出は、列席者への思いやりがたっぷりの、心に残る演出だと、新郎新婦の人柄を感じました。
本当に素敵な結婚式でしたが、花束にまつわる大失敗が2つ。
花嫁さんがブーケトスした幸せのブーケが、私のすぐ足元に落ちて……驚いた拍子に思わず拾ってしまいました。
すぐに未婚の方にお渡ししたのですけれど、反射的に拾ってしまうなんて。^^;
そして、もうひとつは、大きく悔やまれる痛恨のミス。
帰りにいただいた大輪のカサブランカやランが入った、大きな花束を、満員の新幹線でつぶしてしまわないようにと棚の上に乗せて……忘れて降りてしまいました。TT
ハッと気づいたときには新幹線の扉は閉まっていて、カサブランカは東京まで行ってしまいました。
今頃は、東京駅の一室でうっとりするような良い香りをふりまいているに違いありません。
花束では失敗してしまいまたが、結婚式って良いですね。
それに、やっぱり、たまにはこんなふうに、お洒落してパーティーに出席すると、いろいろな刺激を受けて、大きなアンチエイジング効果があるような気がします。
レストラン&ゲストハウスウエディング(首都圏版 no.17)