久しぶりに

地元の祖父の家へ


私にとっては2人目のおじいちゃん


1人目のおじいちゃんは 父が小学生の時に

統合失調のため入院し、そのまま長い間

病院から出られることなく、亡くなりました


私が会いに行った時は いつも笑顔だったおじいちゃん

子供の頃は どこか体が悪いのだと思っていました


けれど、2人目のおじいちゃんから話を聞いたら

普段は穏やかな優しい人だったけれど

何かのきっかけでスイッチが入った瞬間

人が変わったかのように豹変し

騒ぎ、暴力を振るい 手がつけられなかったという


父も相当な虐待を受けていて

まわりは 見ていられなかったという


症状がエスカレートしていき

ある時 ある建物前で騒いでいるところを警察に保護されて 強制入院になったとか


この話を聞いて、父に時折感じてきた表情の豹変や症状にすごく合点がいって納得したのでした


むしろ今は お酒も飲まなくなり、コミュニケーションがとれる会話ができるような状態になり、克服してきた父に尊敬の念まで湧いてきたような感覚です


なので、私が受けたことも

起きるのが自然な流れではあると

妙に納得したのでした


ある意味 私自身もそれを乗り越えて

今振り返って見つめることができ

ふつうの家庭では体験できないキャパを越えた器の幅があるということでもあります 笑


その後 父と地元の桜を眺めましたが

桜が咲く川沿いを歩きながら 色々と深い会話もでき

こんな日がくるんだなぁと感慨深くもなりました


価値観が合わないところはありますが

生きてきた時代や境遇も違うので当たり前


それでも  家族はどうしたって

大事に思いたい存在なんだなぁと思います


無理なく程よい距離で

感情の変化を感じられる機会に感謝して

雪解け はたまた 凍るのか割れるのか

わかりませんが笑

それ自体を面白がって生きれたらなと思います^^