「何処から迎えても同じ」
「どこから迎えるかはご縁」
などとは、到底思えない現実がここに・・・。
ややも「繁殖場の親犬」でした。
出産した回数はそう多くはないと思われますが、お腹の皮はおおきく弛んでいます。
ややを見て
「何歳ですか?」と聞かれ
「うーん、わかんないんですよ。繁殖場のお母さん犬だったから。」と答えると
「そうお母さんだったのね」っと明るく楽しそうな反応が返ってくることが少なくない。
時間があれば「繁殖場」という言葉の意味をサクッと説明できることもあるのだけど、
それでも「」という反応が多い。
先日は生体販売をやってる店にややを連れて入ったら(そんなところに入るな、そんなところで買うなっというご意見はごもっとも。安心してください、買ってませんよ。)、店員さんが「かわいいですね~。何歳ですか?」と。
「繁殖場の出身につき不明」と答えると
「そうなんだあ。よかったね。いいお家に来れてよかったね。」っと、ここまではまあまあ想定内の会話だったが・・
「てっきり、うちのお店の卒業犬かと思いました。」っと。
おいおい!
ややは犬種も怪しい、明らかに規格外の犬だぜ。
そんな犬を販売してることにも疑問は持たないんかい?
若い彼女が、いつか自分の仕事へ「疑問」を抱いてくれますようにと心の中で祈りました。
(最初はみんな何も知りません。
犬には優劣はありません。
今、居る愛犬を最期まで大切にすることは言うまでもなく最も重要なことです。)