DogShelterでは正式譲渡の書類手続きと説明を行うために、元保護犬の家庭へスタッフが訪問します。
いままでは全てを代表のスタッフKちゃんにお任せしていましたが、今回は後学のために私も同伴させていただきました。
正直言うとね、今までは自分自身が色々な意味で動揺しちゃってて、冷静に譲渡書類の説明等を行う自信がなかったのです。
Kちゃんと共に2ヶ月ぶりにその玄関を開けると・・・・・聞き覚えのある、「ウッ・・ウッオっ!ウオッ・・」という警戒吠えが。
荷物を置いてしゃがみこむ私に、しっぽを完全にINしながらのへっぴり腰で近寄り、熱心に匂いかぎするこもちゃん。
「ん??あれれ?なんだったっけなあ?このにおい・・・」
そんな雰囲気をかもし出しながら~安全地帯になってるパパママさんのお膝に飛び付いては気持ちを落ち着かせ、へっぴり腰で私のにおいを嗅ぎに・・
(こうして飛び付いて、嬉しいとか楽しいとか助けてとか気持ちを体中で表現してくれるこもちゃんが本当にかわいいと言って下さるママさんです)
(パパさんの少し曲げたお膝が、こもちゃんへの細やかな愛情を示していると感じます)
・・っというのを数回繰り返して「あ!おばちゃんじゃない??あー!おばちゃんだあ!」っとお尻までクネクネさせて、こもちゃんは私にも飛び付いてくれました。
ブレブレで・・写真はこんな。
うちに居た頃、可愛い写真を撮ろうと思ってもこんなんばっかだったな。
「おばちゃん!どうぞ!わたしのおうち、入って!」
この堂々としたシッポ!
こもちゃんは家中、自由に闊歩してました。
昨晩からは就寝時も一緒のベッドで過ごしているそうです
Kちゃんと私、同時に「え!ベッドで??お粗相は??」と。
パパママさん、口をそろえて「ないです!」って。
何度も何度も「えええだって!だって!排泄問題は本当に大変だったんですよー」と言うKちゃん。
Kちゃんは引き出し直後の一番、大変な10日間をこもちゃんと過ごしたんだもんね。
言葉も出無い私。
ベッドで?お布団で??
これこそが嬉しい誤算と言うべきか
パパさんの隣でまったりしてるこもちゃん。
オメメの輝きが全く違いますね
キラキラウルウルしていながらも、興奮している様子は全くない瞳です。
随分とお上品なワンコさんですねぇ
お上品なワンコさん、こんなコトもしてるそうですわ
子犬時代をゆっくりゆっくり経験中のこもちゃん。
命の危険の無い程度のいたずらは、笑って見守っていただいてます。
お留守番の時は、おもちゃを部屋中にばら撒いて、パパママさんのお帰りを待っているそうです
手続き中の私の足元で眠るこもちゃん。
こんな姿を見ることができるなんてね・・・・
家族の記念撮影
パパさんに抱き上げられると、ふにゃふにゃになるこもちゃん。
ちょっとしたぬいぐるみみたいでした。
パパのお膝の上でヘソ天
毎日、どれほど愛されて守られて甘えさせてもらっているのか、この一枚でわかっていただけると思います。
感無量でした。
犬の飼育経験は私よりもずっと豊富で多頭飼育の経験も、保護犬飼育経験も私よりずっと長いパパママさん。
それでも「こもちゃんは本当に難しいですね。」っと。
難しいんです。
聞いていた以上に、思っていた以上に、覚悟していた以上に、難しかったと思います。
今までの飼育経験がまるで役に立たないワンコだったと思います。
そんなこもちゃんに時間と手間と工夫と愛情と辛抱と喜びと楽しみと・・・私や夫がこもちゃんに与えたいと思ってきた全て以上のものをこもちゃんは得ていました。
たくさん考えて色々悩んで「ここのお宅にこもちゃんを託そう」って判断した自分へ、金メダルを授与したいくらいに誇らしい気持ちで、こもちゃんとさよならしてきました。
あ・・さよならって言ってもね
パパさんもママさんも「はい。またおいでね。いつでもいらっしゃいね~。」って、ニコニコで仰っていただけたので、また行きますよ
また行けるように、トライアル時に我が家からこもちゃんへ貸出した犬グッズは、今回は回収してませんの。
ふふふ
まるちゃんちと割合ご近所なので、「涼しくなったら、こもちゃんちの帰りにまるちゃんちに寄ります!」ってまるちゃんママさんにも宣言してあるしね
(まるちゃん:https://ameblo.jp/ii-chan339/theme-10060955861.html)
まるちゃんママさんもね、頻繁にまるちゃんの様子を報告くださって、後輩犬たちの応援もかかさずにしてくれます。
嬉しいなあ。
嬉しいご縁が増えて嬉しいなあ。
以上、こもちゃんの近況をここに報告いたします