小渕首相が誕生した時、小渕首相と同級生だった人がこんなことを言っていた。

 

”学校じゃそれほど頭のいいやつじゃなかったのに、なんで首相になれたのかわからない”

 

 

これを聞いたときは、たしかに不思議だった。

 

しかし、アベシの”責任放棄”っぷりと、太平洋戦争での政治家と軍人の”責任転嫁”っぷりを見ると、

”困難な政治課題に対して逃げる”という、東京育ちの政治家特有の特性が見えてくる。

 

リーマン・ショック回避と新型肺炎でのアベノミクスの腰折れで、アベシが腹痛で首相を辞任したのと、

戦争を始めたのはオレじゃないと、国民を盾にして、責任を取るのを先延ばしした軍人の行動。

 

 

まさに”責任回避”が、小渕首相誕生の理由だったのだろう。

 

昭和バブル崩壊で景気が悪くなる一方なのに、このタイミングで首相になるのはイヤだ。

そこで、小渕首相が誕生する。

 

それを今に当てはめれば、自民党の”責任回避”っぷりも納得ということになる。

国の再建を任せるには、不適格。

 

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東京育ちの社長って、調子のいいときには、手柄を”横取り”しようとクビを突っ込んできて、

悪くなると逃げるのは、仕事で実体験した。 それも、何回も繰り返す。

 

手柄の横取りと責任回避が、残念な東京育ちの特徴。 

 

歴史を見れば、松平の習慣でもある。

 

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自民党が下野したときの谷垣総裁が、”捨て駒になる覚悟”と言っていた。

 

自民党内部の意識っていうのは、そういうもんらしい。