アメリカの繁栄を見て、民主主義国になった国がある。

 

しかし、民主化に失敗した国もある。

 

ソ連 ミャンマー 帝政ドイツ などなど。

 

 

なんで、民主化がうまく行かないのか?

 

それは、民主主義政治のシステムとともに、”暗黙知”も導入する必要があるから。

 

その暗黙知もなしに政治の仕組みだけ取り入れると、単なる”烏合の衆”の政治となる。

 

 

”仏作って魂入れず”とは、いいえて妙。

 

タイでは、国会がおかしくなると、国王と軍がクーデーターを起こして、国会をリセットする。

 

日本でも、国会議員が金と権力まっしぐらで”ギャング化”したら、リセットしたほうがいいと思う。

その指標は、責任転嫁の発生。

 

 

現在の民主主義は、アメリカ独立とともに確立したもの。

 

民主主義の暗黙知は何かといえば、キリストの教えとキリスト教の歴史。

 

キリスト教の歴史には、数々の政治の失敗が、まるで”見本”のように揃っている。

 

 

その歴史を知っていれば、政治の失敗の繰り返しを回避できる。

 

議会が”烏合の衆”にならないための、”指針”となるのが、現代までのキリスト教の歴史。

 

だから、歴史の改ざんを許さない。

 

 

記録の改ざんをすることは、みずから馬鹿であることを証明しているようなもの。

 

歴史を見直してきて、日本には”歴史の修正主義”があるのを実感した。

 

近畿の公務員が公文書改ざんで自殺したけど、それを指示した人が後で昇格し、

価値観の正しい人がいなくなるのは残念だ。

 

 

これって、板垣退助が当時の華族界で冷遇されていたのと一緒。

 

板垣退助が唱えた民主化は、華族の特権を剥奪することになる。

 

 

”赤信号みんなで渡れば怖くない”なんていうけど、

政治と経済では、”赤信号みんなで渡ればみんな死ぬ”なのが、歴史の事実。

 

”一強は、破綻の一里塚”って、そのまんま。

 

自律できないから、倒れてるだけ。

 

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日本ではキリスト教に馴染みがない。

 

その歴史については、なおさら。

 

それなのに、年号中心の歴史教育を続けるのは、やっぱり文化が薄ッペライってこと。

 

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帝政ドイツは、キリスト教圏なのになんで民主化に失敗したかといえば、

憲法と法律の建付けが、日本の大日本帝国憲法同様に不安定だったっていうのと、

第1次世界大戦の恨みがデカかったてことか。

 

”人を恨わば穴2つ”とは、いいえて妙。

 

ヒトラーがオーストリア人で、信徒の多いカトリックの影響がでかかったのだろう。