二二六事件は、失政による経済的分断と、政治家と財閥の癒着が原因で起きた。

 

二二六事件は、戦前昭和の”暗殺時代”の象徴みたいな事件だけど、

これをきっかけにして、軍内の粛清が起きた。

 

大勢の日本軍の将校が、予備役送り。  予備役 − 除隊ではないが、同じようなもん。

 

 

スターリンの粛清に比べたら、人が死んでないだけマシだけど、”人材喪失”は相当なもの。

 

スターリンは、粛清後の人材がいない状況でドイツに攻めこまれて、かなり苦戦した。

 

日本も同じような状況で、太平洋戦争に突入したのだから、人材不足もいいところ。 勝てる訳がない。

 

 

その粛清を生き残った山本五十六が、アメリカ攻撃の指揮を取るわけだけど、

”長岡”の人って示威行為が好きだから、勝てない戦争でも構わずに始めてしまう。

 

戊辰戦争の河井継之助と、一緒。

 

戊辰戦争の後で、墓が荒らされるほど恨まれた。

 

 

それでも、どちらも英雄視されるかのような映画が作られたけど、

これって歴史の修正主義にしか思えない。

 

だから、同じことを繰り返してしまうんだよと。

 

こういうヤツを、禅の坊さんは”ピー”と呼ぶ。

 

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日本陸軍も大概だけど、海軍の軍令はその上を行く。

 

その劣化っぷりは、226事件の影響がでかい。 日本は、内弁慶と仲間割れの国なので。

 

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長岡人の行動を見ると、戊辰戦争で新発田藩が長岡藩を見限ったのに、共感する。

 

北海道 青森 宮城 所沢 も、同様。