CBR600RRのユニットプロリンク・サスといえば、

スライドがコントロールしやすくて

リヤタイヤの感触が薄いと、よく言われていた。

 

SC57 ユニットプロリンク

 

でも、それってシート位置がバイクの前のほうにあって

バイクの重心が前気味なことを言ってるだけで、

ユニットプロリンクのことじゃないよね? と、思う。

 

いまさらだけど。

 

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ユニットプロリンクの特徴は、切り返しのスムースさ。

 

フレームへサスのテンションがかからなくなったおかげで

切り返しのときに必要だった、バイクの上で飛び上がるようなボディ・アクションをしなくてよくなった。

 

あとは、リヤサスのイニシャルだけで、リヤエンドのサグと一番沈むところの調整ができること。

公道なんかだとこちらのほうが楽。

 

でも、motoGPでは、自由度のなさになってしまった。

 

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最新のバイクは、電子制御でリヤタイヤのスライドをコントロールするから、

リヤのメカニカルグリップを意図的に低くしなくてもよくなった。

 

そういう意味では、03CBR600RRはすでにクラシックの部類なんだろうけど、

それでも合理性と工夫のカタマリで乗りやすいから

公道を走るのにはまったく問題がない。

 

吉村平次郎さんをリスペクト。

 

 

でも、ハンドル幅を広くしたいところだけど、

そうするとタンクとかステップとのマッチングが良くないのが悩み。


やっぱPC40?

 

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PC37は、山道ならSC59よりも速い。

 

SC59は、一次旋回も二次旋回も切り返しも封じてあるし、

コーナーへのアプローチも封じてある。

 

メーカーに言わせれば、初心者に優しいバイク。

とことん、ワインディングではスピードが出せない。

 

でも、乗る方から言わせてもらえば、

初心者にとても厳しい、夢を買うバイク。 期待はずれ