覆面のダンスミュージックプロデューサーのファーストアルバムです。


覆面の呪術っぽいイメージとは裏腹に、どことなく牧歌的な雰囲気です。確かに良く見たら、覆面もちょっと間抜けな顔立ちに見えてきます。


Post Dub Stepというくくられていることが多いようですが、DubStepのような重苦しさや壮大さはなく、音を詰め込みない適度な隙間と、適度にポップな楽曲が逆に新鮮です。


 個人的には、2曲目のHOLD ON はとても気に入りました。すっとぼけなリフと、枯れた雰囲気の良い味のあるSamphaさんの唄声と、少し哀愁帯びたメロディー。すごいバランスです。


 インタビューとかを見ていると、どうやらかつてはジャズクロスオーバー系のDJ?トラックメイカーだったということらしいです。どことなくトラックに上品さが漂うように感じるのは、もしかしたらそういうバックグラウンドのせいかもしれません。


 ライブではトラックのコントロールの他、ドラム(+ドラムパッドサンプラー)をたたくという珍しいパターン。HOLD ONで歌っているSamphaさんが唄とシンセサイザーという2人でやっているみたいですね。また、ライブの覆面は目から上だけのやつで、なんとなく占い芸人の人(名前は失念)みたいでシュールです。


HoldOnのライブ
http://www.youtube.com/watch?v=fc41gMnDx4A


オフィシャルサイト
http://www.sbtrkt.com/


インタビューなど
http://www.iloud.jp/interview/sbtrktsbtrkt_1.php


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