西松建設の不正追及に新展開!大分市の関与④
語り手の「やない ふみお」でございます。
2009年4月27日、朝、西松建設 本社 総務部審査課 本多一蔵 課長と電話で話をする。
本多:「日程調整をして、伺う日を決めたいと思っておりますが、連休に掛かるので、飛行機の予約が取れるかど
うか分りませんので100%確約はできませんが、お話をする為伺いたいと思っております。」
栁井:「話し合いをするのであれば、できるだけ早い方が良いでしょう。連休後になると今まで以上にとんでもない
展開になる可能性があります。話し合いが出来るのであれば、出来るだけ早くお願いします。」
この話し合いにおける先の展開は読めませんが、連休前にそういう会話もありました。
さて、昨日の続きですが・・・・・・・
特定行政庁である大分市が求めた「建築基準法第12条第5項に基づく報告について」の中に、「下記の建築物の施工状況について疑義が生じたことから」とあるが、建築物の施工状況についての疑義が、なぜ生じたのか?
大分市 建築指導課 益田悦治 課長が「やない ふみお」達に対して出した最初の文書は平成18年4月28日に出した「申立書について(回答)」である
この「申立書について(回答)」は平成18年4月26日に「やない ふみお」達が大分市に提出した「申立書」に対する回答である。
----以下に「申立書」の全文を掲載します---------
平成17年の11月頃より図面通りに建築工事が施工されていない問題で、平成18年4月24日に至るまで、何度となく、市役所に保管してある建築確認書添付の図面との照合確認の申出を口頭で行なってまいりましたが、回答が全くなく、空振りに終わっています。
つきましては、文書にて上記の調査、回答をしていただきますよう、申立を行います。
平成18年4月26日 大分市高城新町12-1
栁井 文男
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この「申立書」は実は奇妙な申立書なのである。
なぜこの様な、奇妙な申立書を大分市に提出する事になったのかと言うと、パークサイドたかじょう1の管理組合が保存していた図面と構造計算書を、大分市がどうしても本物と認めなかったからである。
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平成17年の5月16日に「やない ふみお」達は大分市 建築指導課 益田悦治 課長に対して
「大分市が保管中の確認申請用の設計図と構造計算書(パークサイドたかじょう1の分)の閲覧をお願いしたい。」
と言う文書を提出している。
この「閲覧のお願い」に対する回答は口頭であった。信じられない回答であった。その内容は
「保管期限が過ぎたので、全て廃棄処分し、該当文書は存在しない」
と言うものであった。
平成17年の5月16日当時、管理組合側も「図面と構造計算書がどこにあるか分らない」と答えた為、図面と実際の建物を照合して「j構造スリット」の有無を確認することが出来なかった為、大分市が保管してある確認申請用の図面と構造計算書を使って確認しようとしたのである。
ところが、管理組合は図面と構造計算書は無いといい。
大分市は確認申請用の図面と構造計算書を廃棄したと言う。
このとんでもない状態に「やない ふみお」達はお手上げ状態だったのである。
大分市と管理組合、その裏に隠された売主:新和企画、諸富設計、西松建設は、ここまでして図面と構造計算書の存在を隠蔽しようとしたのである。
この隠蔽工作を行ったにも関わらず、彼等は誰1人罰せられていない。
しかし悪いことは出来ない物で、管理組合が保管することになっていた、図面と構造計算書は後になって理事長と喧嘩別れすることになった管理会社:豊拓が保管していた事実が判明し、「やない ふみお」達はその豊拓から図面と構造計算書を借り受けたのである。
そして、その図面と構造計算書を使い建物と照合したところ、ほぼ「構造スリット」が入っていないという事実が判明したのである。
それで、「マンション:パークサイドたかじょう1には図面どおり「構造スリット」が施工されていない」と言う事実を大分市に突きつけたところ、大分市 建築指導課 益田悦治 課長は
「建築工事には設計変更は付き物で、必ずしも貴方達が持参した図面と構造計算書が竣工図と同じかどうかの確認が出来ない為、大分市としては図面どおりに「構造スリット」が施工されているかいないか判断する術が無い」と逃げたのである。
ところが、ここまでまた奇跡が起きたのである。
福岡県春日市の設計会社「サムシング」による耐震強度偽装問題で、国土交通省により、「サムシング」が構造計算を実施した全国の物件の再チェックを行うようにという『サムシング(株)」の耐震強度偽装に関する調査』が行われることになったのである。
大分市内に過去5年間で5階建て以上のマンション及び、ホテル148件を調査したところ、設計会社「サムシング」の物件は7件あり、その中に「やない ふみお」達が住んでいるマンション:パークサイドたかじょう1の分も含まれていたのである。
これで、大分市が言うところの
「保管期限が過ぎたので、全て廃棄処分し、該当文書は存在しない」
と言った回答が真っ赤な嘘であると言うことが判明したのである。
大分市役所の建築指導課というのは、こんないい加減な仕事をし市民に対してこんな恐ろしい嘘を平気で付く、とんでもない組織であるということを自ら証明したのである。
この虚偽の回答について大分市は「やない ふみお」達に一切謝罪はしていない。
とんでもない組織である!
この2つの事件により、「やない ふみお」達は、管理組合が保管する図面と構造計算書を手に入れ、大分市に建築確認申請書添付の図面と構造計算書が存在することを確認した。
そこで、この両者の図面と構造計算書の照合確認を行うことを、文書で申し入れたのである。
それが上記の平成18年4月26日の「申立書」なのである。
大分市が最初から素直に、建築確認申請添付の図面と構造計算書の存在を認め、管理組合の図面と構造計算書との照合を行い、「構造スリット」の有無についての調査に協力してくれていれば、このように面倒な手続きを踏まなくて済んだのである。
このことから分るように、大分市の異常な妨害行為はまだまだ続くのである。
----------------続きはまた明日--------------