西松建設の不正追及に新展開!大分市の関与⑦ | 西松建設の不正を追う

西松建設の不正追及に新展開!大分市の関与⑦

語り手の「やない ふみお」でございます。




2009年5月1日、今日は西松建設の創立記念日である。



今日、昨日に引き続き、大分市の土木建築部 安達明 次長と西松建設が建てた「裏金捻出手抜き欠陥マンション:パークサイドたかじょう1」の問題について、これまでの経過説明をする。


安達明 次長は今年4月からの新人で、これまでの経緯を部分的にしか知らせれていないので、特別に時間を取ってもらい、詳細な説明を行っているところです。


安達明 次長は「やない ふいお」と10年来の付き合いで、旧知の仲である。

お互いの手の内を十分に知っている関係から、問題解決への協力は期待できる。


建築指導課 益田悦治 前課長の後任である古野睦 新課長との間が、ここ1ヶ月うまくいかず困った状況にあ

った。

今日、古野睦 新課長を尋ね稲葉孝博 参事と一緒に話をした。


珍しく、古野睦 新課長が「やない ふみお」達の説明に耳を傾け、これまでと打って変わった対応振りに、ビックリしたものである。

安達明 次長の影響があったのだろうと考えている。いい傾向である。


しかし、これまでの大分市の「やない ふみお」達に対する理不尽な対応の説明をやめるわけにはいかない。

大分市が本来の行政の対応に立ち返るまで、続けていくつもりです。




----------------では、昨日の続きの説明を行います。---------------


西松建設が建築指導課に平成18年6月15日に提出した、「構造スリットを間違いなく施工しました」という「軸組図に表示されている構造スリットの施工について」と言う虚偽の報告書の存在が、後日、国土交通省 建築指導課 高谷博文 係長の出動を生むきっかけとなったのであるから、実に皮肉なものである。


大分市 建築指導課 益田悦治 前課長と西松建設等が悪知恵を絞って、自分達を守るために作成した虚偽の報告書が、「構造スリット」の不存在を逆に証明する道具に使われようとは、その当時、夢にも思っていなかったであろう。


しかし、この卑劣卑怯極まりない虚偽の報告書が、確実に大分市 建築指導課 益田悦治 課長と西松建設を締めたのである。

運命とは面白いものである。


建築基準法第12条第5項に基づき提出された、この虚偽の報告書はマンション:パークサイドたかじょう1の施工状況について「義務が生じたから」と言う理由で作成されたものである。

報告内容は


①軸組図に表示されている「構造スリット」の施工について

 ・スリットの施工に関する施工図の提出

 ・スリットの工法図面の提出

 ・スリットの施工に関する工程写真の写し


の3点である。


が、目次を見ると著しく違っているのが、「・スリットの施工に関する工程写真の写し」である。

この部分の資料は、建物の外観の一部を8枚ほどの写真にして提出したもので、工程写真とは全く違うものである。


この部分の説明を後日、大分市 建築指導課 益田悦治 課長に求めたところ

「既に西松建設が工程写真を廃棄しており、存在しないので添付できなかった」

と言う、苦しい説明を行った経緯がある。


本来なら、余計な説明を何もしなくても、「・スリットの施工に関する工程写真の写し」のみ提出するだけで、簡単に解決できる問題なのである。

ところが、その1番肝心な工程写真が廃棄されていて存在しないと言うのであれば、この虚偽の報告書は全く役に立たない報告書でしかないのである。


本当は「構造スリット」の施工が無かったわけであるから工程写真の写しを提出すれば嘘がすぐにばれてしましい、報告書を提出する意味が無くなってしまう。

苦肉の策として工程写真の提出を求め、工程写真も貼付されているかのような錯覚を起こさせる様式で全体の報告書を纏め上げたのである。


元々、この虚偽の報告書は「やない ふみお」達が全く知らないところで作られ、あたかも「構造スリット」を施工した証拠が存在するという舞台を演出する道具として作成されたものだから、「やない ふみお」達に見せることを前提として作成されていない。

工程写真が添付されていても、いなくても、大分市 建築指導課 益田悦治 課長と西松建設等にとっては、どうでも良かったのである。


工程写真とはどんなものなのか?


大分県 施設整備課に提出してもらった県営住宅の工程写真を以下に掲示する。



西松建設の不正を追う-工程写真①           西松建設の不正を追う-工程写真②

(写真1・2:大分県 施設整備課の工程写真)

詳しい説明は行わないが、「構造スリット」の部材を建て込み、配筋が終了して型枠を付ける時に施工状態が一目で分るように証拠として残す写真である。

だから、この工程写真が提出されていれば、「構造スリット」を入れたか入れないかの確認が一目瞭然で簡単に出来るのである。


その「工程写真を廃棄してしまい提出できない」などという言い訳をすること事態が、「構造スリット」を入れていない事を自ら証明しているようなもので、ありえないとんでもなく馬鹿な言い訳なのである。


嘘から嘘を続けていると、結局自分達が何を行おうとしているのかが、だんだんわからなくなる。

そおゆう状況に、大分市 建築指導課 益田悦治 課長と西松建設等は落ち込んで行ったように見える。


しかし、この様な建築の技術や手順に詳しくない人であれば、簡単に騙すことができる恐ろしい企みである。



-------------続きは明日-------------



-----------本日追加物件----------------


ライオンズヴィラッジオ5000:総戸数273戸

東京都八王子市別所1丁目

RC造・地上10階/地下1階

他4棟


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全国に西松建設が裏金を捻出する為に建設したマンションが、多数存在するものと思われる。

それらのマンションの管理組合の皆さんに、至急、建物の安全性の確認をされることをお勧めする。


ロイヤルコート河原町

宮城県仙台市若林区古城1丁目

SRC造・地上15階


住友不動産

「パークスクエア相模大野タワー&レジデンス」総戸数:718戸

神奈川県相模原市相模大野7丁目3622番2

引渡し予定日:平成21年4月上旬


住友不動産

「ウェリス高槻パークスクエア」総戸数:192戸

大阪府高槻市今城町101番

引渡し予定日:平成21年1月下旬


東京建物不動産販売

「Brillia 大島小松川公園」総戸数;230戸

東京都:江戸川区小松川2丁目105番1

販売予定日:2月上旬


東京都荒川区

「東尾久七丁目団地区立住宅」

RC造・地上22階/地下1階


平岡フォレストタウン・ファミールハイツ2番

北海道札幌市平岡4番1丁目2番2号

SRC造・地上14階建て


ザ・センタータウンズバラッシオ小田原弐番館

仙台市青葉区小田原8丁目

RC道・地上14階/地下1階


アーバンビュー渚ガーデン6番館

アーバンビュー渚ガーデン7番館:総戸数139戸

広島県広島市佐伯海老山南1丁目1番1

RC造・地上20階建


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