西松建設の不正追及、 6月19日被告 國澤 幹雄前社長ら初公判、即日結審へ!①
語り手の「やない ふみお」でございます。
2009年6月19日、巨額違法献金事件で騒がれた西松建設 國澤 幹雄前社長の初公判が予定されている。
当初、被告國澤 幹雄前社長は、政治資金規正法違反の罪を全面的に認め、保釈された後公判で前面否認に転ずると聞いていた。
ところが、6月に入って突然方針を変更し、初公判で起訴事実を全面的に認め、早期に裁判を終結させる作戦に出るそうである。
それは、小沢一郎民主党前党首の公設第一秘書 大久保 隆規被告が、5月26日に保釈された時「法を犯す意図など毛頭無く、やましいことをした覚えはありません」と起訴内容について全面的に争う姿勢を示した事と関係があり、裁判の長期化を嫌ったからと思われる。
その為、初公判で即日結審する方向で審理の準備が、行われているそうである。
被告國澤 幹雄前社長の審理と被告藤巻 恵次元副社長の審理が併合して行われるそうである。
初公判の6月19日に検察冒頭陳述、証拠調べが行われ、國澤 幹雄前社長と藤巻 恵次元副社長の二人が起訴内容を全面的に認め、検察のすべての証拠採用に同意する方針らしい。
それで、検察の論告求刑と弁護側は、最終弁論の後即日結審と言う話になったらしい。
まだこれは、予想であるから確実にそうなるとは言い切れない。
未来の事はどうにでも変わる可能性が存在するのである。
あくまでもこれは、未来の話である。
西松建設は、ここで大きな誤解をしている。
6月19日の公判を乗り切れば、西松建設が起こした巨額違法献金問題は、舞台から消えてしまうと勘違いしているのである。
この舞台の主役は、西松建設である。
西松建設は、どんな事をしてもこの舞台から降りることはできない。
検察側は、冒頭陳述の中で当然小沢一郎と公設第一秘書 大久保 隆規被告との関係に触れてくる事は間違いない。
小沢一郎と大久保 隆規被告側は、起訴内容を全面的に否認し、裁判の長期化を望んでいる。
間違いなく10年裁判になるだろう。
その証拠調べの中で、証人として被告國澤 幹雄前社長と被告藤巻 恵次元副社長は呼ばれ、その10年裁判に引きずりこまれ、微に入り細に入り証言を求められ、西松建設が勝手に起こした巨額違法献金事件であると
暴露される事になるのである。
その上次に控えているのが「裏金捻出手抜き欠陥マンション:パークサイド1」の問題である。
この裏金捻出手抜き欠陥マンション事件からは、絶対に逃げられない。
このままいけば4000人を道連れに、西松建設は地獄の坂を転げ落ち奈落の底へまっしぐらと言う事になるのである。
準備万端整い、西松建設の出方しだいで、一斉砲撃が始まります。
全国の皆さん、事の成り行きをお楽しみに。
--------------続きは明日----------------