西松建設の不正追及、 NTTドコモ構造計算の怪【捏造か】!?④
語り手の「やない ふみお」でございます。
NTTドコモのアンテナ設置の件。
第二の嘘「写真 02」
X方向、Y方向ともに、Ds値がともに0.25となっているが、これが第二の嘘である。
本当のDs値は:Y方向は、Ds値が0.35でなければならない。
Ds値を0.35でY方向の比較表を計算し直すと大変な事実が浮かび上がってくる。
耐震強度がすべて1.00を下回るのである。
この事をこれから証明いたします。
「写真 02」の上部説明中に
(建物必要保有水平耐力の計算)
Qud=∑Mi・Ci
Ci=Z・Rt・Ai・Co Z= 0.90(地震地域係数)
Qun=Qud・Ds・Fes Rt= 0.95(振動特性係数)
Co=1.00(標準せん断力係数)
上記の計算式を使いNTTドコモの計算が合っているか、試しに15階のY方向のQu/QunをDs値0.25で算出してみる。
Qud=2038.2 (写真 02のQud値) Ds=0.25 Fes=1.00を代入してQunを計算すると
Qun=2038.2×0.25×1.00
=509.55
Qu=549.5 (写真 02のQu値)
Qu/Qun=549.5÷509.55
=1.078
小数点以下第3桁で四捨五入すると
Qu/Qun=1.08
となり、NTTドコモが算出した数値と一致する。
これが、お粗末でデタラメな捏造構造計算なのである。
これでは、建築確認申請時におけるサムシングの計算した
Qu/Qun=1.010
よりも、アンテナ設置後の耐震強度の方が、数値が高いという、あり得ない事が、起きるのである。
15階から1階まで残りの計算をしてみると、全ての階で同様の結果がでた。
それでは、確認申請時においてサムシングがもちいたDs値0.35で正しい計算を行ってみる。
Qud=2038.2(写真 02のQud値) Ds=0.35 Fes=1.00を代入してQunを計算すると
Qun=2038.2×0.35×1.00
=713.37
Qu=549.5 (写真 02のQu値)
Qu/Qun=549.5÷713.37
=0.770
小数点以下3桁で四捨五入すると
=0.77
となり、NTTドコモが言っている「耐震基準では、耐震強度1.00以上が必要とされております。」と矛盾する。
つまり、建築確認申請時のDs値0.35で計算すると、1階から15階までの全ての階で耐震強度が0.7台になるのである。
NTTドコモのアンテナを、屋上に上載すると耐震強度は全ての階で0.7台となり、1.00を下回り建築基準法違反となるのである。
NTTドコモは、すでに此本 千二郎理事長の時にその事実を認めており、屋上のアンテナの撤去に同意している。
その事実を現在の渕脇管理組合が、認めないだけである。
そのアンテナ撤去の問題についても、現在、総務省総合通信基盤局が問題にしており、協議中である。
この、NTTドコモのアンテナ問題でも西松建設、管理組合らは隠蔽工作をし、不正・違法の限りを尽くしている。
いづれ、近いうちに西松建設と管理組合らに、天罰が下る事でしょう。
--------------続きは明日--------------