西松建設の手抜き欠陥マンションを「やない ふみお」が買わされちゃったー!! | 西松建設の不正を追う

西松建設の手抜き欠陥マンションを「やない ふみお」が買わされちゃったー!!

通行人、通行人Aさんの仰る事はよくわかります。

とりあえず、私達の1人を代表者として登場させましょう。




代表者の名前は「やない ふみお」(栁井 文男)と言います。実在の人物です。

大分県大分市高城新町12番1号305号室 パークサイドたかじょうⅠに住んでいる人です。

(Tel:097-551-2385)



これから先は代表者「やない ふみお」に、これまでの経過を語って貰います。

疑問や質問についても責任を持ってお答えいたします。



確かに、通行人、通行人Aさんの仰る様に理解しがたい点がたくさんあります。

これまで述べた経過について皆さんを納得させるだけの証拠はほとんど掲示されていません。


新聞・テレビの報道については、マスコミからの一方的な事実の提供であって当マンションとの関係を示すものは何もありません。


ただ一つ、1月22日に掲載した、福岡高等裁判所からの通知書が唯一貴方方を納得させる書類だと思います。

この通知書で間違いなく西松建設と私達の間に、何らかの訴訟があるという事実は理解していただけると思います。


これ以降、事実に基づく書類をきちんと掲示しながら全国の皆さんに、



私達 と 「西松建設・売主・管理組合・管理会社・65戸の住民」



の間に生じた闘争と戦争の歴史をお話します。



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・・・・昔々、平成14年2月頃、マンション:パークサイドたかじょうⅠが完成いたしました。

私達住人は売主:新和企画より管理組合の理事長:S氏を紹介されました。

<・・このS氏については後日、売主との関係で重大な事実が発覚し問題になります。・・>



当時は保険に勤務する会社員だという紹介を受けました。



私達を含め、各住民は次々と新築のマンション:パークサイドたかじょうⅠに入居しました。

引渡し前、外側の覆いが取られたとき、305号の住民:「やない ふみお」が、

いくつかの重大な問題点に気づきました。


その問題点を確認するために、「設計図と構造計算書を閲覧したい」と売主:新和企画に出向き要請しました。


売主:新和企画の回答は、施工会社:西松建設と協議した結果、

「建物の建築方法等について、公表できない機密事項等もありますので設計図と構造計算書の閲覧はお断りいたします」との事でした。

納得は出来なかったがこのときは引き下がりました。

姉歯耐震偽装事件が発覚する前の平成13年当時、設計図や構造計算書を色々な理由を付けて購入者に公開しないのが、この業界の常識でした。

私達5人も、このマンションに決定する前に沢山のマンションを見学してきましたが、

設計図や構造計算書を購入者の閲覧の為に置いていたり、

設計図や構造計算書を見せながら販売の説明をしていた営業マンは皆無でした。



通常私達が売主から見せられた図面は、設計図と言えるものではなく、単なる「間取り図」でしかありませんでした。

仮に、どんな1級建築士であっても間取り図だけでその建物の構造的な問題点、あるいは欠陥を指摘するのは不可能に近いでしょう。

なぜなら、間取り図というのは構造上の情報が極めて少ないからです。

従って、私達が購入を決定した平成13年当時の大分におけるマンション購入時のチェック方法としては

パンフレットとモデルルームで判断するしか方法はありませんでした。


しかし、私達には1つだけ共通した判断基準がありました。

それは、「建設業者がどこか?」と言うことです。 下の広告を見てください。


西松建設の不正を追う-当時の広告 西松建設の不正を追う-広告一部拡大

(左が当時の広告。

右の画像が左の赤マル部分を拡大したものです。)


この広告の一番下には(拡大部の赤線部分)

施工/西松建設(株)九州支店(ISO14001認証・ISO9001認証)

と書かれています。


私達5人には西松建設が東証1部に上場されている準大手の建設会社だということを知っていました。

これまで、新和企画の物件を沢山見てきましたが建設会社に不安がありどうしても購入の決断が出来なかったのですが、「パークサイドたかじょうⅠ」は何と!?西松建設の施工だったのです!!

つまり、私達5人は西松建設が日本で十指に入る有名な建設会社だからこそ購入を決断したのです。


そうして夢と希望を持って平成14年の春、新築マンションに入居したのです。


ところが、私達の期待は入居そうそう見事に裏切られました!


「パークサイドたかじょうⅠ」は、あの有名な西松建設の施工にも関わらず、

とんでもない手抜き欠陥マンションだったのです。


その手抜き欠陥マンションに最初に気づいたのは、「やない ふみお」でした・・・・


「やない ふみお」は当時、すぐに公表しようかと思い妻に相談したところ、


「区分所有者である息子が一生に一度の買い物をし入居したことを大変喜んでいる所に

すぐ水を差すのはやめたほうがいい、いずれその様な欠陥が多数あれば管理組合の方で

その欠陥に気づき問題になるだろうから、それまで待ってほしい。」


と言われたので、暫くの間、管理組合の動きを期待することにしました。


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平成16年、NTTドコモのアンテナを屋上に設置したいと言う話が持ち上がりました。


その時の設置工事に対して「やない ふみお」は、とんでもない問題点を見つけ

新和企画、諸富設計、西松建設、管理組合、管理会社等に不信感を持ちました。

その設置工事に対して、設計図や構造計算の提示は住民に対して一切されず、

総会において、


「このアンテナ設置工事に対する安全性になんら問題は無く、毎年126万の使用料が

NTTドコモから支払われ、当マンションにとって極めて有益な工事である。」


との説明が住民になされました。

この時「やない ふみお」は、このマンションの管理組合は「極めて異常で危険な管理組合である」と確信しました。

なぜなら、全く住民よりでなく売主側の管理組合に見えたからです。


<・・このNTTドコモのアンテナ設置工事の件は、後日、大変な問題を引き起こします。・・>

「やない ふみお」の指摘する問題点は、


「アンテナ設置箇所と積載重量の関係による構造上の問題があり、著しく安全性を害する恐れがある」


ということです。


この件については、後で証拠を示しながら詳細に説明いたします。


この時感じた管理組合に対する「やない ふみお」の違和感及び不信感は正しいものでした。

管理組合は住民の味方でなく、売主:新和企画の操り人形でした。

(これが、今回の西松建設による手抜き欠陥マンション問題を複雑にした原因です。)

つまり、売主の望む方向へ住民の意思を自由に操ることの出来る管理組合だったのです。

そのことが、5戸対65戸の対立と戦争を生んだんです。

当初は35戸対35戸の五分五分の対立でした。

NTTドコモのアンテナ設置問題以降も「やない ふみお」は色々な調査を続けました。

その調査を続けるうち、何人かの住人と知り合いになり、その家の周辺を調査する機会を得ました。


その調査により、この「パークサイドたかじょうⅠ」の欠陥について確信を持ちました。


そこで比較の為、新和企画がこれまでに販売した建物のいくつかを調査しました。

その結果、この「パークサイドたかじょうⅠ」に構造設計上極めて大きな欠陥が存在する事を確認しました。


構造スリットが、かなりの数、施工されていないのではないかという事。

②立体駐車場の地下部分に欠陥があり、不同沈下が発生していると思われる事。

(不同沈下:構造物の沈下に偏りが出来、建物事態に亀裂等が発生しやすくなる)

③②の不同沈下により、南北方向に勾配がうまく取れていない。建物の決まった箇所に多数の亀裂が見られる事。

(これは、何軒もの家から相談があった)


以上の事柄について、

住民に対し管理組合から何の説明もされていず、

個別にまた秘密裏に、いい加減な修理が西松建設によりされており、

そのことの公表を管理組合も一切していなかった。


こうゆう事は全戸における共通の問題だから、本来なら総会を開き症状を詳しく説明した上、

売主と施工会社に対し全戸の問題として当たるべきなのに、管理組合はその事実を隠蔽していた。



「やない ふみお」は福岡の業者から「諸富設計がサムシングという構造計算設計事務所を使っている」

という話を聞かされた。

当時「サムシング」は、

「構造計算の手法に問題があり、幾つかのマンションで訴訟沙汰になり、いずれ火を噴くのは時間の問題だ」

と聞かされた。

事実、姉歯耐震偽装事件に続き問題になったのが、この「サムシング」である。


そこで平成16年、公表の準備を進めていたところ交通事故にあった為、半年後の平成17年4月に

公表に踏み切った。

それは、姉歯耐震偽装事件の半年前であった。




・・・・続きは明日書きます・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・