イルムの丘プロジェクト・ぶどうジャム
イルムの丘プロジェクト・ぶどうジャム
150g 630円
☆☆☆
北海道土産シリーズの第2弾である。
未だ、理想の形が見えてこないブドウのジャムの北海道代表選手、とでも言えばよいだろうか。
つまり、ブドウのジャムというのは、果たしてどのような風味や食感を持たせればヨイのか、それが私自身で定まらぬままである、ということである。
だからこそ、こうやって手当たり次第に、全国のブドウジャムを購入し食べ比べているのかもしれない。
さて、本商品であるが、もちろんおいしいのであるが、コレといった特徴はなく、評価自体は非常に難しい。
ブドウ自体が、何となく南方系の果実というイメージがあったため北海道でブドウを生産しているとは思わなかったのであるが、比較的生産量も多いらしく、さまざまな品種が栽培されているらしい。本商品もそんな北海道で栽培されたブドウを使っているのであるとすれば、ノースブラックあるいはバファローあたりの黒色系の品種なのかもしれない。
その根拠として、本商品が非常に美しい紫色をしていることが挙げられよう。ブルーベリーの青色よりも上品で、おそらくヨーグルトやアイスクリームなどの白系のものと合わせるのにピッタリであると思われる。
また、質感も非常に良く、自然にさらさらとパンに塗ることができるため、それだけで楽しいジャムである。
ただし、最初に書いたように風味自体は個性がない。甘すぎるわけでもなく、かすかな酸味が爽やかでもあるのだが、それはブルーベリージャムとさほど変わらなく、何も言われずに食べたときに、それがブドウを原料としていることには残念ながら気づくまい。
ジャムとしては佳作であるが、ブドウらしさを表現しているとは言えないジャムである。
つまりこれは、本商品に問題があるわけではなく、やはりいつも書いているようにブドウというのはジャムにできない果実であるのかもしれない。