ヤマザキ・大きなクレープイチゴサンド
ヤマザキパン・大きなクレープイチゴサンド
126円 489kcal
☆☆☆
ヤマザキの2010新春シリーズ「大きないちごパンフェア」のラインナップの一つである。
意外にも「女峰イチゴのジャム入りクリームをサンドしました。」とあり、最近、気になっている「イチゴの品種名を冠した」という類の商品である。
モノとしては、スポンジケーキにイチゴジャム入りクリームをサンドして、上からクレープ生地をかぶせ、クレープ生地とスポンジの間にはクリームをペーストしてあるといった手の込みようである。
この手の込んだ作りは、やはり最大手であるヤマザキやフジの独壇場であり、なかなか他のメーカーには真似できないアドバンテージである。作り手のやる気は、こういうところで伝わるものである。
写真をご覧いただければ、ご理解いただけると思うのだが、スポンジ生地はややキメが粗く、それほどの食感は得られない。しかし、それを補ってあまりあるのがクレープ生地である。
なぜ、クレープというのはうまいのだろうか。本当に不思議な食べ物である。
クレープらしさを期待するユーザーを裏切ることがないしっとりとして腰がある食感は、スポンジの貧弱さやあまりイチゴらしさを再現しきれなかった、クリームの欠点を完全にカバーしている。
遠回しな言い方になったが、要するにクレープ部分以外は、たいした評価に値しない出来である、ということである。
女峰イチゴの再現がなされているとは言い難いため、品種名を冠したことは成功ではない。
やはり「大きさ」に拘って作られている商品なのだから、どうしてもそういう繊細な部分にしわ寄せがきてしまうのであろう。
ハッキリ言って、「大きなイチゴパンフェア」は早く終わってほしい、と私は思っている。
ただし、繰り返すようだがクレープがあらゆるマイナス点をカバーしているため、評価は標準の星3つという感じでギリギリ踏みとどまった商品である。

