番外編・鹿児島県某市にて | ジャム兄ィのじゃむれっぷ

番外編・鹿児島県某市にて

菓子パンとジャム以外は決してブログに載せまいと誓っていたのだが、この話、自分一人で楽しむには非常にモッタイナイので、意を決してブログにアップすることにした。


実は、仕事で8月11日から14日まで、鹿児島県の某市に行っていた。


宮崎県の某市の委託事業みたいなもので行ってきたので、宿の手配その他は、その委託先の市の職員にしてもらったのだが、今回の人員は成人男性6名で、しかも盆休みの真っ最中ということもあり、3泊とも違う宿で宿泊ということになった。


最初と2日目の民宿はチープながらも清潔で許せる範囲だったので、まあこんなモノだろうと思って納得したのだが、3泊目の宿がいけなかった。


外観がコレ↓である

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もう、帰りたい。

どうやらつぶれたホテルを買い取って民宿にしたのだろう。廃墟に近いと言っても良い。


ちなみに手配をした、件の市の職員はこの日は帰ってしまって、このホテルの有様を知らない。

この民宿に成人男性5名で宿泊である。


なぜかエントランスにボロイピアノ。

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夜中に鳴り出さないことを、ただ祈るのみである。


ローカである。照明は、ない。

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元がホテルだろうから、至る所に謎の空間がある。

いったい何に使っていたのであろう。

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ちなみに↑この写真は客室の中である。

1枚目のドアを開けると部屋のトイレであるが、なぜか向こうにも行けてしまう。


頼むから、空間の先に鏡を設置しないでもらいたい。↓

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ちなみに、この夜は歯は磨かなかった。

この鏡まで行く勇気がなかったのと、水が鉄さび臭いからである。


お馴染みの開かずのトイレである。

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永久に使用中であり、開けることはできない。

この開かずのトイレの隣に「大」用の個室がもう一つある。

どうにもガマンできずに、そこを使用した。

いわゆる和式であるのだが、用を済ませた後、立ち上がってしまうと、壁の上から開かずのトイレの中が覗けてしまうことに気づいた。

うっかり、覗いてしまわないように、いかにも中途半端な姿勢で尻を拭いたのは言うまでもない。


さて、もちろんその構造だけではこの民宿を語ることはできない。


恐怖の食事である。

まず食事の大広間に行く途中に、厨房の前を通るのだが、妙にケモノ臭い。

なんと厨房の入り口に猫が飼われていた。

猫自体は、人なつこくかわいらしいのだが、

「厨房でネコ飼うなーーーーーーー!!」

とツッコミたくなる。


さて夕食は思ったよりもまともでホッとした。刺身の盛り合わせ、牛肉の炒め物、茶碗蒸し等々である。

むしろ豪勢であった言ってもいいかもしれない。

しかし、ビールを頼むと

「ビールですか!?」

とちょっと困ったような顔をして、待つこと5分。

息を切らせて、おばちゃんが持ってきたのは、よく冷えたスーパードライ。

どうやら、急遽、前にある商店で買ってきたらしい。


何しろ、厨房の前を通りかかった時に、中で話していたおばちゃん同士の会話で

「今日は5人もお客さんが来たよ」

である。

盆の、しかもここは観光地である。

朝から晩まで、かなりの観光客が来ている場所である。

どうやら普段は開店休業中なのであろう。


さて、一通り、すべての料理を食べ終わった後に、お茶をとろうと急須を動かした瞬間の光景に、我々は目を疑い絶句した。

急須の口から3匹のゴ○○リが出てきたのである。

しかも、我々が凍り付いている、その間にまたその中に帰って行ったのである。

どうやら開店休業中に、急須は彼らの住み家になっていたのであろう。


部屋にはエアコンはついているのだが、これがまた新品である。

しかし残念ながら容量が圧倒的に小さいらしく18℃、強にしても成人男性5人の部屋を冷やすことはできない。


もちろんこのていたらくであるから、我々も別の民宿に行こうと考えたのだが、それではキャンセル料がもったいない。


しかし、ガマンできなかったのであろう。

夜の10時を過ぎた頃には、家族連れが荷物をまとめて、こわばった表情で帰って行った。

ムリもない。できれば我々もそうしたかった。


さて、幸か不幸か、夜は別段、何もなく(というか、もうさっさと酒飲んで寝た)、不安イッパイの朝食である。

見た目は問題はない。

しかし、明らかにソーセージの焼いたヤツが酸っぱい。

アサリのみそ汁も酸っぱい。


5人のうち3人には、デザートとして市販の「焼きリンゴ」という小さな菓子パンがビニール袋に入っていた。

しかし、ワタシともう一人には焼きリンゴではなく、なぜか広島名物「もみじ饅頭」が置いてあった。しかも、ビニールに入っているのではなく、ラップにくるんであるだけである。

おおかた、用意をしていなくて、誰かがおみやげにもらったものの残りを置かれてしまったのであろう。


さて、帰る時になり、料金を聞くと

「一人7,500円」と。

怒髪天を衝く感情を抑え、リーダーであるもっとも年長の方が、これまでに経験したことを話したら

「じゃ、7,000円でいいです」と。


こちらは、もう関わるのはコリゴリであったのでそれで納得。

最後に手みやげとして缶入りのウーロン茶をもらった。いらんて。


さて、こんな民宿であり、二度と来るモノか、と思ったのだが、なんとワタシ、携帯の充電器忘れちゃいましたよ。


ああ、それともう一つ。


こういうところは部屋とかローカの壁とかに絵が掛かっているのを想像できるであろうか。

あの絵って、壁に釘を打ち付けて、そこにヒモで絵を掛けてあるわけだ。


2階と3階の間の踊り場にかつて絵が掛けられていたであろう痕跡がある。

釘に、そのヒモの残骸が残っているのである。

茶色いヒモで、蝶結びの結び目部分だけが釘に引っかかっているのである。


我々5人が、階段を昇る時にそれを見たのだが、それを見た全員が、その場に凍り付いた。

部屋に帰って、誰ともなく

「あれ、見た?あれ...何?」

と。


それが下の写真である。


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拡大してみよう。
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ミニチュアの「わら人形」ではない。


ただのヒモの残骸である。


ちなみの、この民宿、驚いたことにホームページを持っている。


興味がある方は、メールでもくれればURL教えますw