こんにちは
愛群生殖医療センターです![]()
近年、妊活で「PGT-A」という言葉を耳にする機会が増えてきました![]()
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PGT-Aとは 胚の染色体数を調べ、正常胚を選んで移植する検査 のこと。
特に 30代後半〜40代で妊活に挑戦されている方 や流産を繰り返してしまう方、不妊原因が分からない方 にとって、
妊娠率に大きく関わる“胚の染色体の問題”をクリアにできる、とても重要な技術です![]()
今日は、愛群で行っているPGT-Aについて、分かりやすくまとめてご紹介します![]()
🔍どうしてPGT-Aが必要なの?
従来、胚の質は「見た目のグレード」で評価されてきました。
しかし近年の研究では、見た目が良くても染色体異常がある胚は多い![]()
つまり、
グレードが良い = 染色体が正常
ではない
ことが分かってきています。
特に女性は年齢とともに染色体異常の確率が上昇します。
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35歳前後:異常率 約30%
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40歳前後:異常率 約50%
-
43歳以上:異常率 75%以上
流産の主な原因の多くは、この「染色体数の異常」です。
だからこそ、年齢が上がるほど、 染色体が正常な胚(=正常胚)を選んで移植することが、
妊娠成功への近道になります![]()
📘PGT-Aとは?
受精卵を胚盤胞まで育て、そこから 胎盤になる部分(栄養外胚葉)だけを数個採取して検査を行います。
検査には NGS(次世代シークエンス) という最新技術を使用し、23対46本の染色体の本数が正常かどうか を詳しく調べます。
✔ PGT-Aを行うことで期待できること
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妊娠率の向上

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流産率の大幅な低下

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胎児の染色体数異常(ダウン症・13トリソミー、エドワーズ症候群など)を避けられる

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移植回数の無駄を減らせる

👩⚕️PGT-Aはどんな人に向いている?
愛群では、以下のような方が積極的に検討されています。
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35歳以上の女性
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移植を 複数回行っても妊娠に至らなかった方
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流産を2回以上経験されている(不育症)
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原因不明不妊
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染色体異常や転座の家族歴がある
台湾では法律上の制限がなく、
希望する全ての方がPGT-Aを受けることが可能
です。
これは、日本とは大きく異なる点です![]()
🧬PGT-Aで分かること
検査の結果、胚は3つのタイプに分類されます。
🟢 正常胚
23対46本の染色体本数が揃っている
→ 妊娠率が高く、流産率が低い
🟡 モザイク胚
正常な部分と本数が少ない又は多い可能性がある部分が混在
→ 胚には移植後、子宮内で修復する力もあると最近の研究で言われているため、モザイクの比率に応じて、移植可能な場合もあります。
🔴 異常胚
何番目かの染色体の本数が少ない、もしくは多い
→ 妊娠に結びつきにくい
愛群では、医師が結果を詳しく説明し、どの胚を優先すべきか一緒にご相談しながら決めていきます![]()
🏥愛群のPGT-Aが選ばれる理由
🔸1つの胚ごとに専用の器具を使用
愛群では、生検時に胚盤胞1個につき、専用のピペットを毎回交換 しています![]()
一般的には「患者様ごと」「一定数ごと」に器具を使い回す施設が多い中、
愛群はコストがかかっても 交差汚染ゼロを徹底![]()
異常胚の細胞が正常胚に混ざるリスクを最小限に抑えています。
これは、“正常胚を確実に正常な状態で守り抜く”という愛群の強いこだわりです![]()
🌟まとめ:PGT-Aは「時間」と「体力」を守る選択
30代後半〜40代で妊活されている多くの方が抱える、「着床しない」「流産してしまう」という不安や悩み。
その大きな原因のひとつが“染色体異常”。
PGT-Aは、この見えない問題を事前に把握し、より妊娠に近い胚を選ぶための力強いサポートになります![]()
愛群では、3大ラボ(遺伝子/胚/免疫)・RTAC認証に基づいた精密な医療技術で、患者様一人ひとりに合わせた治療をご提案しています![]()
妊娠への道のりを、少しでも短く、安全に。あなたの大切な一歩を、私たちが全力で応援いたします![]()
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