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第三話シェリーのバラ園(3)
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そんな事を知らない僕は、
夜8時に駐車場に帰ってきて唖然とした。
僕の車はカギの閉まった門の中。
鎖で縛られたバラ園の門の前で
僕は困っていた。
仕方なく正直に話そうと
バラ園の電気のついている
研究室に入って声を掛けた。
「すいません。誰かいらっしゃいますか?」
僕は研究室のドアを開け呼んでみた。
僕の声に返事をして
研究室の奥から出てきたのが
シェリーだった。
僕が正直にすべて話すと、
彼女は笑っていた。
幸いにも責任者は誰もいない。
シェリーに食事を奢って
家まで送る事を約束してカギを開けてもらった。
僕は約束通り研究室から
シェリーが出てくるのを待った。
今考えてみれば、
食事を奢って家まで送る。
このこと事態がすでに
デートだったんだな。
僕はそう思った。
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