浩詩小説『Blueシティ』 序章(2) | 一乗寺浩詩のブログ小説の世界

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浩詩小説『Blueシティ』 序章(2)
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電車の窓から見える青い海が


オレの気持ちを曇らせていた。



今あった出来事を


オレは忘れてしまっていいのだろうか。



本当のオレはいったい



どこに行ってしまったのだろうか。



どこにも行くなという気持ちとBlueな心。



オレを乗せた電車は



海岸沿いを通り抜けて行く。



ビーチに置いてきたカレンが


とても悲しくて泣きそうになる。



どんな人の心にも



陽は昇るというのに



このやり切れなさはなんなんだろう。



オレの心は



いつまでたっても曇ったままで


晴れないでいた。



オレの手の中に握られた



大切な砂時計。



時間(とき)ばかりが



いたずらに過ぎてゆく。



Blueシティは



強くうなるだけの



戸惑いのポイズン。






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