(修正注記あり):指定国立大学法人に選ばれるのは、東大、京大・・・
指定国立大学法人制度は、文部科学大臣が世界最高水準の教育研究活動の展開が相当程度見込まれる国立大学を「指定国立大学」として指定することができる制度のことである。
申請する大学は、「研究力」、「社会との連携」、「国際協働」の3領域において、既に国内最高水準に位置していることが公募の条件となっている。
東北大学、東京大学、東京工業大学、一橋大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学の7校が申請したらしく、今後、ヒアリング審査及び現地視察などを行い、夏頃に指定される予定とされている。ちなみに旧帝国大学のうち、北大と九大が、申請をあきらめたようで、残念だ。
では、上記のうちの、どこが採択されるだろうか?
東京大学及び京都大学は、文句なしに採択される。
名古屋大学も採択されるだろう。
ここまで、ノーベル賞授賞者を輩出している大学であり、誰も文句は言わない。
大阪大学は、実力もさることながら、地域性も考慮されて、採択されると思われる。
東日本が2つ、中部が1つ、西日本が2つ。バランスが良い。
以上である。ようするに、旧7帝国大学のうち、北大と九大を除いた大学のみが採択される。北大と九大も、公募に応募しとけばよかったのに。
一橋大学や東京工業大学は、なぜ、採択されないかって?
この2つは、限られた分野にのみ、上記の旧7帝国大学と同等以上の実力があるが、総合力および公募趣旨からすれば、少々、ずれるだろう。
注:東京工業大学からは、白川先生がノーベル賞を授賞されているが・・・。
一橋大学と東京工業大学と東京医科歯科大学と東京藝術大学は、別の枠組みで評価されるべき大学かと・・・。