STAP細胞事件は経済事犯に発展!?:小保方さんらのNature Protocol誌論文撤回 | 医学ニュースの深層

STAP細胞事件は経済事犯に発展!?:小保方さんらのNature Protocol誌論文撤回

ようやく、小保方さんらのNature Protocol誌論文が撤回された。
ちなみに、この論文は「TE誌」に掲載されている彼女の論文について、第3者による再現性検証ができるように詳細な実験手順が示された「プロトコル論文」である。…通常の原著論文とは違うが、いまだに、そういう報道はどこもしていない。

そのNature Protocol誌論文が撤回されたので、TE誌に(大幅な修正されていまだに)掲載されている彼女の論文も、撤回するのが当然である。しかしTE誌の編集長は、あの「バカンテイ氏」なので、そのまま放置するかもしれないと思われている。ただ、先日の記事(ニューヨーカー)の調子も考えれば、それも撤回の方向で進められる可能性が高まった。

さて、今回の小保方さんらのNature Protocol誌論文撤回は実は、大きな事件なのだ。
著者に入っていた岡野氏、大和氏は、彼らが経営する「細胞シート」のベンチャー企業である「セルシード」社の宣伝として、この「小保方論文」(Nature論文も含む)を活用していた。

要は、でたらめなデータでの論文を用いて、投資家などに対して詐欺行為を働いていたことになる。
今、裁判で公判中の「ノバルテイス」事件と変わらない。

彼らは、株価操作の嫌疑、風説の流布の点などで、これから当局の捜査を受けるかもしれない。
今回の論文撤回は、その序章のように見える。

それにしても、小保方さんは手記を出したおかげで、一瞬は印税でハッピー、1部のわけのわからない「擁護者」(信者)たちによる「支援」で気分は落ち着いていたのかもしれない。
しかし、自らの手記で、さらなる修羅場を呼びよせたように思う。