神戸での生体肝臓移植<事案>の続報
神戸での生体肝臓移植<事案>については、厳しい評価報告書が出された。
亡くなった患者さん4人のうち3人は救命できたかもしれず、1人は完全に移植適応外とのこと。
したがって、病院の医療体制そのものも批判されている。
報道によれば、執刀医の田中院長は、マイクロを用いるべき肝動脈再建をルーペで行ったとか。確かに彼くらいの高い能力があればルーペでも可能なのかもしれない。ただ、高い安全性が求められる観点からすれば、批判は逃れられないだろう。少しの配慮不足が大事を招いた。
通常ならば残念ながら助からないレベルの患者さんが、8人中、なんと7人も救命できていたわけで、彼ほどの方がなぜ?という思いである。執刀チームの他の医師たちは、彼には何もいえなかったのだろうか?報告書に対する執刀医はもちろん執刀チームの弁明を待ちたい。
なお、日本移植研究会が今回の事案を明るみにしたわけで、まあ傍からみれば「告発」だが、
告発者たちは正義感というよりも「キング」の田中先生に対する「様々な負の感情」を抱いていそうに思うのは私だけか?
大物の代替りの時期に決まって起こる醜い争いの犠牲者は今回の場合、患者さんであろう。
亡くなった患者さん4人のうち3人は救命できたかもしれず、1人は完全に移植適応外とのこと。
したがって、病院の医療体制そのものも批判されている。
報道によれば、執刀医の田中院長は、マイクロを用いるべき肝動脈再建をルーペで行ったとか。確かに彼くらいの高い能力があればルーペでも可能なのかもしれない。ただ、高い安全性が求められる観点からすれば、批判は逃れられないだろう。少しの配慮不足が大事を招いた。
通常ならば残念ながら助からないレベルの患者さんが、8人中、なんと7人も救命できていたわけで、彼ほどの方がなぜ?という思いである。執刀チームの他の医師たちは、彼には何もいえなかったのだろうか?報告書に対する執刀医はもちろん執刀チームの弁明を待ちたい。
なお、日本移植研究会が今回の事案を明るみにしたわけで、まあ傍からみれば「告発」だが、
告発者たちは正義感というよりも「キング」の田中先生に対する「様々な負の感情」を抱いていそうに思うのは私だけか?
大物の代替りの時期に決まって起こる醜い争いの犠牲者は今回の場合、患者さんであろう。