理研による小保方氏の刑事告訴見送りとSTAP細胞関連特許出願 | 医学ニュースの深層

理研による小保方氏の刑事告訴見送りとSTAP細胞関連特許出願

理研による小保方氏の刑事告訴は見送られた。
理研OBの石川氏による刑事告発も、恐らく受理されないだろう。

小保方氏の退職願を受理した時点で、こうなることは予想できたので驚きはしない。
理研がここまでするのは、小保方氏の保護のためでもなんでもない。
彼らが敬愛してやまない故人の笹井氏の名誉を守るとともに、自分たちの不都合な真実を裁判などで明らかにされたくないことを基点として理研は行動しているのだ。

ところで、マスコミは「これで、STAP問題もこのままうやむやになってしまう」と報じている。
アホか!相変わらずの低脳さだ。

理研編は終わるのかもしれない。しかし、うやむやにしたくなければ、やれることはまだある。
「東京女子医大」の大和氏の記者会見による真実解明、ハーバードの調査催促(あそこで作られたSTAP細胞の正体などの調査)などだ。なぜ、マスコミは、このくらいのことができないのか?
小保方さんの再記者会見も要請しなよ。なぜ、STAP細胞はできなかったのか聞くべきだ。

ところで、STAP細胞関連特許出願について、下記の情報がある。
PCT出願の日本への国内移行の出願番号は特願2015-509109だが、日本国内の出願公開はされていない。ただし、審査書類情報は見られる。どうやら期間内に日本語の翻訳文が提出されてないようだ。
ということは、取り下げと同じことだ。

しかし、米国への国内移行(14/397,080)は、なんと、まだ放棄されていない。
すでに担当審査官がついて、審査準備が完了してしまっている。

これは、まずい。

化合物(薬)だけでヒトiPS細胞が創れた場合、(米国への)STAP細胞関連特許出願は少々邪魔になる特許出願なのだ。

まあ、あの記載の方法ではSTAP細胞は創れないことが実証されているので気にするほど痛くはないか…。

なお、米国へのSTAP細胞関連特許出願の内容が(1部でも)米国で認められ、1部でも米国特許が付与された場合(可能性は無くは無い)、小保方氏や関係者を堂々と処罰できる。…ということで、理研による小保方氏の刑事告訴の見送り自体については実は、どうでもいいのかもしれないね、日本のマスコミ諸君。



<追記>:5月14日付けで理研OBの石川氏による刑事告発は予想に反して受理された。今後、生暖かく見守ろう。一方、ハーバードのBWHにあったはずの「STAP細胞」の正体は何なのか?
ほぼ間違いなくマウスES細胞だろうが、どこから入手されたのかが?気になる。