原発事故による今日の放射線量の2(1のコメント)
東大全体での放射線の安全上の対応は施設内、境界などで濃度が5μSvになると対応することとなっている。
今日の、東大病院(本郷)、駒場での測定では、0.5μ以下。
よって、当面は対応不要との「大本営」の先生方の見解である。
ただ、前日に比べて、20倍ではあるけどね・・・。
この状況が、当分の間続いても、長期経過観察後、大丈夫だった
・・・といえるほどの科学的根拠は、実はそれほど強くない。
たとえば、胸部CTを1回受ければ、6.9ミリシーベルトであり、ただちに健康被害が出るわけではないと説明される。
しかし、医療被曝による発癌実数予測では、日本を除く各国の発癌増加数は、0.5%から1.8%で、
世界一のCT保有台数を誇る日本では、3.2%と突出して高いという結論になっている。
これは、超一流誌Lancet誌掲載の論文データである。
衝撃的なデータであり、掲載当時から様々な批評もされているが、いまだに、このデータが完全に論破されてはいない。
今回の件について「安全だ」と言い切る先生もおられるが、どうやったら、そう断定できるのか、不思議である。
もう少し丁寧に説明しなくてはと思う。
「ただちに健康被害が出るわけではない。
ただ、長期間の安全性はと言うと、まだ確定していない。
都内の人々は、強く不安がることもないが、注意するに超したことはない。」
と言うのが、誠実な物言いだと思う。
よって、当面は対応不要との「大本営」の先生方の見解である。
ただ、前日に比べて、20倍ではあるけどね・・・。
この状況が、当分の間続いても、長期経過観察後、大丈夫だった
・・・といえるほどの科学的根拠は、実はそれほど強くない。
たとえば、胸部CTを1回受ければ、6.9ミリシーベルトであり、ただちに健康被害が出るわけではないと説明される。
しかし、医療被曝による発癌実数予測では、日本を除く各国の発癌増加数は、0.5%から1.8%で、
世界一のCT保有台数を誇る日本では、3.2%と突出して高いという結論になっている。
これは、超一流誌Lancet誌掲載の論文データである。
衝撃的なデータであり、掲載当時から様々な批評もされているが、いまだに、このデータが完全に論破されてはいない。
今回の件について「安全だ」と言い切る先生もおられるが、どうやったら、そう断定できるのか、不思議である。
もう少し丁寧に説明しなくてはと思う。
「ただちに健康被害が出るわけではない。
ただ、長期間の安全性はと言うと、まだ確定していない。
都内の人々は、強く不安がることもないが、注意するに超したことはない。」
と言うのが、誠実な物言いだと思う。