12月10日は、ノーベル賞授賞式;シェフ45人、生花は2万3000本 | 医学ニュースの深層

12月10日は、ノーベル賞授賞式;シェフ45人、生花は2万3000本

 ノーベル賞の授賞式と晩さん会が10日午後(日本時間11日未明)、
スウェーデンの首都ストックホルムで開かれる。
化学賞を受ける鈴木章・北海道大 名誉教授(80)と根岸英一・米パデュー大特別教授(75)もこの時を待つ。
世界中の注目を集める華やかな祝典の舞台裏をのぞいた。

 「金曜日に晩さん会がここで開かれます。飾り付け用の花も届いています」。

市庁舎見学ツアーのガイド、シャーロッタさん(35)が7日、

市庁舎1 階の祝賀室ブルーホール(青の広間)で説明した。

金づちの音が響き、ノーベル賞の創設者アルフレッド・ノーベルの飾りが付いた道具箱が

無造作に置かれてい る。意された生花は2万3000本。壁はレンガ色、床は淡い緑色の大理石。

設計時は、壁が青色だったが、レンガの色を生かし、名前だけが残ったという。

2階のゴールデンホール(黄金の広間)は金色を基調としたモザイクの壁が豪華だ。

 授賞式や晩さん会にはスウェーデンの王族や各国政府の閣僚らも出席する。

主催するノーベル財団のアニカ・ポンチキス広報担当マネジャーは「祝典の規模は当初の約10倍」と話す。

第1回の1901年には受賞者が泊まるホテルで晩さん会があり、出席者は男性113人だった。

 今では受賞者は14人までゲストを招くことができ、家族や親しい友人と祝典を楽しむ。

 今年の受賞者は平和賞(オスロで授賞)を除き10人。

晩さん会は約1350人が集う。厨房(ちゅうぼう)に立つシェフは45人。今年のメニューは 秘密だが、

市庁舎のレストランで09年の料理を特別に見た。

ロブスター風味のコンソメスープ、ウズラのトリュフ詰め、ムースとシャーベットの3品。

コースはわずか3品だが、各賞受賞者のスピーチや地元の学生たちによる余興、

プロのパフォーマンスなどが盛り込まれ、華やかな雰囲気の中、2時間以上続く。

デザートタイムには花火を掲げたウエーターやウエートレス約260人が一斉に客席に運ぶ。

レストランでは予約すれば、約1万8000円で過去の ノーベルディナーを味わえる。

 ノーベルウイーク中は多数の祝賀会や一流の演奏家によるコンサートも催され、
受賞者は最高級のもてなしを受ける。根岸さんは「一生に二度とないような週」と話す。(毎日新聞)
 

コメント;

このブログでは、6月7日あたりから、絵日記を書いてるから、ついでに、ご参考に。
まあ、どこやらの芸能界のスーパースターの「金満結婚式」ほどではないが、「格」は違うわな。