欧州出張絵日記 番外編 | 医学ニュースの深層

欧州出張絵日記 番外編

医学ニュースの深層

 先日、絵日記シリーズ中で掲載した写真のイスに座っていたのは、ノーベル生理・医学賞の選考委員を長年に渡って、つとめておられるカロリンスカ研究所の教授。私が帰国後も、お忙しい中、よくメールをくださる。


 彼も、もちろん現役の、しかも世界的に著名な医学研究者である。
ちなみに向かい合って、私が座った席の裏は、今回の上記の写真のもの。
裏の「受賞者サイン」は、経済学賞の受賞者のようだね。

 それにしても、日本からは、ノーベル経済学賞だけは、まだ出てないね。
最有力候補だった一橋大学の名誉教授は亡くなられたし(亡くなると受賞資格はなくなる)、もう1歩のところでという惜しい先生(米国在中)もおられたけれど。

  貧困を解決するための実証を伴う理論や景気循環を完璧に予測できる理論とかを構築すれば、そりゃ、間違いなくとれるでしょうけどね・・・。

 その前に、この国の不況・閉塞感、格差固定社会をどうにかしないとね・・・。
まあ、政治や御用学者らや評論家には、そういう問題の解決は期待しないほうがいいよ。