DJ せんせい; 「長寿遺伝子」の巻 | 医学ニュースの深層

DJ せんせい; 「長寿遺伝子」の巻

 こんばんは。


花見は、今週末がピークなのかな?


いかがお過ごしでしょうか?


DJ せんせいです♪


お相手の元 美大生で、現在、飲食経営者のS・Iです(´0ノ`*)


<DJ せんせい>


あんた、このごろ、その自己紹介にこだわるねえ(笑)。


<S. I>




・・・(*^▽^*)。さて、せんせい、今日の「お題」は・・・


 「腹八分目に医者いらず」。

ことわざ通りのカロリー制限が長寿遺伝子の酵素タンパクを活性化し、

慢性腎臓病を改善する仕組みを、金沢医科大の古(こ)家(や)大祐教授(糖尿病・内分泌内科学)と、

滋賀医科大内科の久米真司日本学術振興会特別研究員がマウス実験で解明した。

高齢化や肥満の増加に伴い増え続ける慢性腎臓病の新治療法につながることが期待され、

国内28万人を超える透析患者に朗報となりそうだ。


 研究成果は31日までに米医学誌「ジャーナル・オブ・クリニカル・インベスティゲーション」で発表された。

 古家教授らは、腎臓の腎機能異常や繊維化などがみられる生後12カ月の加齢マウスに1年間、

通常の餌とカロリーを40%削減した餌を与えて比較し、カロリー制限による異常の改善を確認した。


 研究ではカロリー制限が長寿遺伝子「SIRT1」を活性化し、

細胞内のタンパク質を分解する機構「オートファジー」を増強することを突き止めた。

 老化による腎障害にはエネルギーを生み出す細胞内の小器官「ミトコンドリア」の

異常蓄積が関係しているとみられ、カロリー制限が浄化作用を生み出し、

腎臓の保護効果を発揮する仕組みを解明した。


 日本透析医学会によると、2008年末現在の国内の透析患者は28万2622人で、

男女ともに55歳以降で患者数が急増する傾向にある。

古家教授らの研究成果により、慢性腎臓病の新たな治療法が確立されれば、

透析療法の抑止や遅延が可能となり、高齢化などによる医療費の抑制にもつながる。


 古家教授は「SIRT1によるミトコンドリアの制御は、

老化によって生じる臓器障害の治療手段の開発も期待できる」と話している。(共同)


・・・ということなんですが・・・

どうなんでしょうか?


<DJ せんせい>


 このSIRT1という長寿遺伝子は、サーチュインと言ってね、

発見者は、確か、米国MIT(マサチューセッツ工科大学)のせんせい。

彼らは、それを元に、ベンチャー企業を立ち上げ、それが、2年ほど前に、

GSK(世界最大の医薬品メーカーの1つ)に買収された。

買収額は、720億ドル!


 まあ、彼らも、サーチュインをあげる「化学物質」を見つけたんだわ。





<S. I>



ヘエ。そういえば、せんせいも、そういう発見したわけよね。

はやく、見習いなさいよ。私のためではなく「患者さん」たちのために。


<DJ せんせい>


それは、皮肉か、焼肉か?


<S. I>


さあ・・・(´0ノ`*)


 

では、また・・・♪