クロマグロ禁輸否決、流通・外食ひとまず安堵 | 医学ニュースの深層

クロマグロ禁輸否決、流通・外食ひとまず安堵

 ワシントン条約締約国会議の委員会で、大西洋・地中海産のクロマグロの国際取引を禁止する提案が当初予想を覆して否決されたことを受け、飲食店や流通業者からはひとまず安堵(あんど)の声が上がった。

 クロマグロは「本マグロ」とも呼ばれる高級品。2008年の大西洋産クロマグロの日本への供給量は約2万トンで、日本で出回る同種の量の半分を占める。同海域のマグロ資源を管理する国際機関、大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)は昨年、2010年の漁獲枠を前年比4割削減すると決定。過去最大の削減幅で飲食店も対応を急ぐ。(日経)



コメント:


 このネタで、大学前にある深夜居酒屋の店主が相当気をもんでいた。


 まあ、われわれは、クロマグロを、従来方法よりも、はるかに鮮度高く凍結保存できる技術を開発しており、その技術をヒトの臓器・細胞の凍結保存に利用できないかを研究しているところなので、あんまり「他人事」でもない。


・・・「クロマグロのほう」で儲けたお金を、医学・医療応用研究に使おうと算盤を弾いているもので・・・。


 「医食連携」研究の一環としてだが。