DJ先生…手術支援ロボットの「お値段」♪ | 医学ニュースの深層

DJ先生…手術支援ロボットの「お値段」♪

 DJ せんせいです♪


さて、コメントいただきました・・・めったにきませんが(笑)。


先日の「手術支援ロボ」のダビンチ君のお値段はいくらと?


 米国では、だいたい今のところ1台につき100万ドルから170万ドルまでが「相場」とされています。


 なんで、こんなに幅があるんだーーーと思われるでしょうが、自由主義市場下での「交渉」(病院ー業者間)により、生じるのです。私の知ったことではありません。


 日本では、おそらく1台、1億3千万円前後の攻防になるのではと予想されます。

(消費税は、各自で計算してください。)


 数十年前のCT導入の時以来、日本の「高額医療機器」の購買意欲は盛んです。今でも、CT・MRIの保有台数はダントツの世界一です。

 ・・・で、問題なのは、地方の病院では、これらが事実上、埃をかぶっていることです。医療経済的な観点から「適正配置」が望まれますって、10年前から言っていますが、なおりません。

 それと、医療機器全般にいえることですが、(日本と、諸先進国間での)内外価格差の問題は、複雑な日本の「流通経路」のお陰で、まだまだ、いかんともしがたいですね。

 

 まあ、今回も、この大不況の最中、なんだかんだいって、導入する「日本の大病院」は、あるでしょう。美味しい商売ですね・・・J・Jさん。


 それではーーー♪