形式主義の極地:新型ワクチン「中高生も1回で」 厚労省が決定 | 医学ニュースの深層

形式主義の極地:新型ワクチン「中高生も1回で」 厚労省が決定

 厚生労働省は16日、国産の新型インフルエンザワクチンの接種回数について、中高生に相当する年齢層も従来の「当面2回」から1回に変更すると発表した。この日開かれた専門家による意見交換会が、1回接種への見直しで一致したことを受けた措置。

 ワクチンの供給に余裕ができるため、これまで1月後半に設定されていた高校生の接種開始時期が1月初めに、2月とされていた65歳以上の高齢者の接種開始も1月後半に早められる。また、高齢者については輸入ワクチンの使用も予定していたが、すべての人に国産を使えるようになる。

 この日の専門家会合では、中高生約100人を対象に行った国産ワクチンの臨床試験について、1回の接種で十分な免疫が期待できるとする結果が報告された。(共同)



コメント:


 なにがなんでも「全国民」にいきわたらせることに力を注ぎすぎる。

まあ、それが良くも悪くも形式重視の霞が関クオリテだし、Mediaで批判されたから余計だろうが・・・。


 基礎疾患有りの高齢者に対する新型ワクチン投与問題は深刻なのですがね・・・。

Mediaでも、これに触れ始めたから、また批判合唱がはじまるぞ。

 私が、ここでも、再三指摘しているような、やるべき対策を講じないと・・・。