ワクチン輸入、慎重に進める 新型インフルで厚労相
長妻昭厚生労働相は8日の閣議後会見で、カナダで副作用が報告された英グラクソ・スミスクライン社製の新型インフルエンザワクチンについて、同社製ワクチン全体の問題ではないとした上で、輸入に向けた手続きを慎重に進める考えを示した。
厚労相は「特定の製品以外では通常より高い割合の副作用は起きておらず、(カナダ国内で)接種が続いている」と述べ、問題は限定的だとの認識を示した。ただその原因は、カナダ政府も同国を訪れた同省調査団も把握できていないとした。
同社製ワクチンの輸入に向けて、手続きを簡略化した「特例承認」について、厚労相は「専門家に詳細に見てもらい、慎重に承認していただくのが大原則だ。決して拙速になされるべきではない」と述べた。(共同)
コメント:
ほらね、ここで再三書いていたような政府の対応ぶりでしょ。