たばこ1箱1000円程度に がん対策協が提言 | 医学ニュースの深層

たばこ1箱1000円程度に がん対策協が提言

 がん患者や専門家らでつくる厚生労働省のがん対策推進協議会(垣添忠生会長)は2日、都内で開かれた会合で、がん対策として喫煙率を減少させるため、たばこ価格を一箱千円程度に引き上げるよう求める緊急提言を長妻昭厚労相に手渡した。

 緊急提言では、価格引き上げに伴って増える税収入を、がんや生活習慣病などの予防対策に活用するよう合わせて求めた。

 また、同協議会の患者関係委員有志らも同日、たばこ税の引き上げを要望した。

 たばこ税をめぐっては、11日の税制改正大綱決定に向け、政府税制調査会で詰めの議論が行われている。〔共同〕 


コメント:


この提言は、「日本医事新報」という医師が読む、長い歴史のある週刊誌の「巻頭言」で、確か、2年ほど前に、私が行った提言だけどな・・・。ちゃんと引用してよ、会長(笑)。


 まあ、1箱1000円とは書かなかったけど・・・経済学的に、意味が無いので。

まあ、たばこ代をあげても、500円が上限だろう。(簡単に書いてるけど、ちゃんと計量経済の専門家と分析したんだよ)。


 まあ、それでも「手遅れ」になる患者さんらのためのクスリを創るために、タバコ関連の癌で強く発現する分子を見つけたのも、われわれのチームだけどな。


 その分子を減らせるような物質を見つければいいわけだが、いい候補物質を見つけて、それの開発をしてるよ。